[2013年10月2日]
「今でしょ!」の人の話ではないですよ(^^)
好きな番組の一つにNHKのプロフェッショナル仕事の流儀がある。
こないだの月曜日がその林先生。
どの林先生?
これもNHKの番組だが,ドクターGに出ていて研修医にレクチャーしていた林寛之先生だ。
福井県の人らしい。
私より少し年上らしい。
自治医大卒らしい。
藤島高校出身らしい。
誰も知らない世界へ向かっていく勇気を”ミライ”っていうらしい。
スガシカオが混ざった・・・
藤島高校出身の人,何人か知ってるので,ひょっとしたら,知り合いの知り合いかもしれない・・・
救命救急のスペシャリスト。
その卓越した専門知識,技術はもちろん超優秀なのだが,人柄がすばらしいと思った。
で,どんな番組でもそうだが,どうしても自分の仕事と関連付けて見てしまう。
そういう意味で,救命救急は塾の生徒にも通じるものがあるなあと思った。
たとえば,今の時期=夏休みが終わってから中学3年生や高校3年生が入塾のお問い合わせに来るような場合,ほとんど救命救急を望んで来られているように思う。
とはいえ,本当の命にかかわるようなことではないが,でも人生にかかわることなので,藁にもすがるような気持ちで来られる場合もあるだろう。
そういう時に,的確に対応できているかというと・・・
しかし,瀕死の状態で来ているのに,来年の2月にはトップアスリートに引けを取らないくらいになりたいという希望はいかがなものか・・・などと考えてしまう。
どちらかというと,ウチの塾でやりたいのは救命救急ではなく,普段から健康に気を付けて,長い時間かけてじっくりと基礎体力をつけていくトレーナーみたいな役割だ。
そのベースの上に,専門的な技術を上乗せして仕上げるところまでできるのがウリだが,最後の上乗せだけを買いに来られてもなあ・・・というのが正直なところ。
林先生は自分一人で助けられる命は限りがあって,後継者を多く育てたいと考えているようだ。
そこがまたすばらしいと思う。
教育もそうで,よい教育者を育てるしくみを作っていかないといけない。
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