[2013年10月11日]
先日ブログにも書いた話。
なぜか毎日新聞が日経新聞より1週間も遅れて1面トップで書いてある。
スクープでも何でもない・・・
その時も書いたが,文部科学大臣さん,あなたアホですか?
この人,元塾経営者なので,逆に受験生が1点でも多く取れるように指導していたのではないのか?
曰く,「学力一辺倒の一発勝負,1点差勝負の試験を変える時だ」とか。
なんとなく世間のイメージは学力一辺倒が悪いかのように捉えられている。
一発勝負が悪いかのように思われている。
1点差勝負が悪いかのように考えられている。
だから,こういう発言が選挙の票につながると思って発言しているとしか思えない。
学力一辺倒は,「一辺倒」をつけるから悪いように見えるが,学力が高い生徒のどこが悪いの?
学力の中には,地道にコツコツとやる性格とか忍耐力,先生の指導に素直に従う姿勢などが凝縮されている。
かといって,上からの指示を丸のみせず,疑問点は質問するなどして解消してきた生徒こそが高い学力を持てるのだ。
逆に学力が低いのは努力しない,話をちゃんと聞かない,我慢できない,集中力がないなど,ロクな人物でない確率が非常に高い。
ごく稀に,非常に学力が高いがヘンな人物がいたり,人物的にはとても良さげなのにテストの点数が取れない場合がある。
たぶん,そういうレアケースがあるので,学力一辺倒が批判されるのだ。
でも,それは100人に1人とか1000人に1人とかの割合だ。
めったにない。
だから,今まで通り,学力を測って合否を決めればよい。
一発勝負が悪いのも,稀に当日だけ力が発揮できない人がいるのかもしれないが,オリンピックなどは4年に1度しかない。
大学入試はそれに比べれば何度もチャンスがあるし,そもそも世の中は1発勝負だらけだ。
そこでクリアできないのは何らかの欠陥があるのだから,1発勝負だからこそ優秀な人物を選別できているという事実もあるのだ。
で,1点差勝負がダメなら10点刻みにしましょうか?
今までの100点満点の試験を単純に1000点満点にして配点を10倍にしましょうか?
それに,前に書いたように,英検のようなランク別にしてもどこかで線引きされる。
その部分は1点差で決まる。
むしろ,本当は差がついてしかるべき部分で差がつかず,逆に公正な勝負にならない。
ちょっと考えれば全くナンセンスなこの話。
これに国民が乗っかるようだと,この国も滅亡していくが,それほどバカばかりではないと思うので,従来通りの入試が今後も続くと思われる。
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