[2013年10月21日]
日経新聞が調べた大卒内定者数。
主要企業1006社を調べたらしい。
これを見ると,今年の採用が10万人くらい。
記事の見出しだけ見ると,全体に採用が増えてイイ感じの印象を持つだろうが,よく考えて欲しい。
主要1000社に入るのがどれだけ難しいか。
10万人しか入れない。
このところ18歳人口は120万人くらいだから,12人に一人しか主要企業に入れない。
他は2流3流企業か就職できないか。
大学進学率が50%を越えている中,高卒での採用が1万人。
高卒50〜60万人のうち1万人しか主要企業に就職できない。
大卒でも6人に一人しか主要企業に就職できない。
6人に一人というと,偏差値的には60以上の学生だ。
具体的には関関同立とか国公立大学ということになる。
それ以外からはよほど秀でたものがないと非常に難しいことになっていく。
国公立大の学生は,高校時代から真面目にやっていることが証明されているので,企業側も安心して採用できる。
関関同立,早慶マーチなどはスポーツも含むいろいろな推薦組や内部進学組が混ざっているので,慎重に見極めた上で採用しているだろう。
それ以下の大学からは,よほど見るべきモノをもつ学生のみ採用。
主要企業に入れず,給料が低いとか待遇が悪いとか言っても仕方ない。
小中高と,のんびり楽しく過ごしてきたツケ(=借金)なので,一生を通じてそれを返済しないといけない。
逆に,中高生は今のうちに必死で頑張って学力を高めることで,上位大学へ行き,主要企業に入って活躍するチャンスがある。
それを目指すべき。
友達と楽しく遊ぶ,クラブ活動をする,ゲームする,アルバイトするなどの時間が非常に長い中高生は少し自分の人生を考え直してみるべき。
生涯賃金を考えると1億円くらい平気で差がつく。
高校に入って大学入試まで1000日とする。
毎日1時間余分に勉強しよう。
すると1000時間できる。
1000時間あれば上位大に入れる。
すると生涯賃金の期待値が1億円増える。
時給10万円のアルバイトが受験のための勉強なのだ。
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