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尾崎塾
富田教室

[2013年11月2日]

模試データの見方

五ツ木模試を受けた人は塾に成績を持って来て下さい。
で,五ツ木の成績が悪くても気にせずに頑張ること。
べつに気休めではないです。
あとでデータを示します。

五ツ木模試は良かったら自信を持てばいいですが,悪くても関係ないです。

何人か持って来てもらいましたが,Vもしとは違った成績になって返ってきます。

で,実際の公立高校の入試との関係はVもしの方が相関が高いので,Vもしの方を信用するとよいでしょう。

つまり,五ツ木が悪くてもVもしが良ければOK。
五ツ木が良ければ力があることは確かなので,悪い話ではない。


何人かのデータで相関係数を計算してみました。
すると・・・
img1
なんと,0.15

これはほとんど相関がないレベル。

で,Vもしと実際の公立高校入試の開示データは非常に高い相関がある。
img2
パッと見だが,0.80はありそうだ。

この相関係数というのは0.5以下だと関係が薄い。
1に近いほど関係が濃いというもの。

Vもしと実際の入試は相関が高い。
Vもしと五ツ木の相関は低い。

ということは,
五ツ木と実際の入試は・・・


もう少しデータを集めたいので,五ツ木を受けた人はぜひ塾に成績表を持ってきて下さいね。


前にも書きましたが,五ツ木は昔から伝統があるものの,以前ほどの精度がありません。
Vもしはウチの塾のような小さな塾がほとんどですが,それだけに生徒の動向調査が正確です。
実際の開示データを塾生の方に提供してもらって研究しています。
受験生も五ツ木より多い。
だから精度が高い。

五ツ木にはそういう追跡するシステムがありません。
出題者の勘でやっているだけ。

そういうものです。

とはいえ,受けて損はないです。
依然として私学の事前相談では五ツ木の偏差値で合格確約をくれるところが多いです。
だから,五ツ木を受けて良い偏差値が出たら私学の特進を確保できるかも。

それから,できなかった問題をちゃんと復習して,教材として利用することでさらに実力がつくのですから,模試は有効に活用しましょう。

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