[2013年11月3日]
中学1年生の1学期に「得意な科目は?」と聞くと,9割の生徒が「英語っ!」って答えるという笑い話があるが,その笑い顔が引きつってくるのが今頃の時期。
1学期に90点以上取っていたのに・・・
現時点で6割も取れないようになってきていたら,もう大学進学をあきらめた方がよい。
それくらい,今の時期の英語をしっかりと身に着けないとダメ。
点数が取れない原因は明白で,英語の勉強量が圧倒的に不足しているから。
1学期にカンタンに得点できたものだから,そのまま調子に乗って勉強量を増やしていない。
中1の秋で定期考査の点数が6割を切っていたら,今すぐに勉強量を10倍に増やさないと手遅れになる。
0を何倍しても0という説があるが・・・
具体的には,クラブ活動にかまけているのならすぐに退部して塾にでも行く方がいい。
今のまま英語ができない人生=進学不能に陥るか,楽しいクラブ活動をとるか。
こういうのは本人には絶対に判断できない。
本人に聞くと,勉強も頑張るからクラブ活動を続けさせてくれという確率が99.985%以上ある。
親御さんも,かわいそうに思うので,「そうか,それならもう少し様子を見よう・・・」となる確率=99.2%以上。
(数字は予想値=当たっている確率97%以上←この値が当たる確率は・・・)
いずれにしてもほとんどの家で英語の不振に気がついたものの,今まで通りの楽しい生活を続けて,本当に愕然とする時期を先延ばしにしてしまう。
だから,今,ここに書いている。
2年生になって,Where are you go ?
みたいな英語を平気で書いてしまう生徒になる。
それこそどこへ行くのだろう?
昨日,体験に来られた中2の生徒さんがそんな状態だった。
まだ中2だから間に合うかと思うだろうが,非常に厳しいことをお伝えした。
「毎日ウチの塾で90分勉強しても,追いつくのに10年かかります」
なんとも絶望的なことを言ってしまった。
いや,今から英語を学びはじめるのなら2〜3年で追いつく可能性がある。
ところが,この状態になってしまったら,へんなクセがついてしまっている。
それを抜くのに5年かかるのではないか?
英語は言語だから,まずは音で体に沁みこませないとダメ。
それが非常に大切。
正しく英語を学んで来れば,Where did you go? は聞いたことがあっても,Where are you go? は聞いたことがないはず。
聞いたことがない音に違和感を感じないというのが致命的な状態。
Where are you going ?ならあるだろう。
それは少しの違いだと思うかもしれないが,これが決定的なネックになってしまう。
ちなみにWhere do you go?は違和感あるね。
えっ?違和感ないとしたら,ちょっとマズイかも・・・
週に5回,90分ずつやってもそんな違和感は作られない。
正しい英語をひたすら書いて,聞いて,読んでしておかないとダメ。
それには1日15時間くらい英語をやらないとダメ。
すると1年後には英語ができる人の仲間に入ることができる。
1日90分だと10年かかる。
それくらい,中学2年生でも手遅れぎみ。
いずれにしても,中学1年生の英語力で上位大学に行けるかどうか,ほぼ決定する。
少なくとも本人でなく,周囲で気づいた大人が今すぐに手当しないと取り返すのに10年かかるゾーンに突入してしまいますよ!
中学の英語がしっかりできたら,高校ではシス単覚えたりするだけで,相当に読めるようになる。
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