[2013年11月7日]
東大など3大学で、ファクスやスキャナーなどの複合機で読み取った学生ら延べ264人の個人情報がインターネット上で誰でも閲覧できる状態になっていたことが6日、読売新聞の調査で分かった。(読売)
最近のコピー機は多機能になっていて,ネットに接続されて保守管理されていたりする。
パソコンと通じていて,そのデータを直接コピーできたりして,便利なコトこの上ない。
が,そこに落とし穴があったようだ。
コピー機に限らず,ネットに接続していたらハッカーにデータを読み取られる危険性はいつだってある。
塾のパソコンも学校のパソコンもハッカーの手にかかったらイチコロだ。
とはいえ,何もめんどうなハッキングを価値のないところにやっても意味がないので,OSのセキュリティーに加えて市販のウィルスソフトなどを使っていれば,めったにデータを盗みとられることはないだろう。
学校などでよく問題になるのは,先生が生徒の成績データを家に持ち帰る時,データの入ったUSBなどを紛失する場合。
あるいは,採点のために持ち帰った答案や成績表がパチンコしてる最中に盗難に遭うなどのケースがある。
それはそれで大問題だが,そのデータが流出したからといって,それほど人生に打撃を与えるほどのことはない。
今回の東大のコピーデータには学生の住民票などがあったらしい。
そのようなモノは偽造されたりするとやっかいだ。
あるいは,銀行の口座と暗唱番号などは管理に気をつけないとえらいことになる。
つまり,試験の成績などはあまり気にすることはないが,住所や電話番号などはいろいろとややこしいことがあるので,個人情報としては重要度が高いといえる。
だから,昨今の学校ではクラスの名簿などは発行しないし,卒業アルバムにもみんなの住所が記載されていない。
昔は名簿業者というのが買い取って,それをいろんな業種にばらまいていたが,そういうことがかなり減ってきている。
さて,そういうわけで,ウチの塾でも個人情報には気をつかう。
入塾申込み書にちゃんとプライバシーポリシーを記載してあるが,塾生の住所などのデータを他に流出させることはしないし,漏れてもいけない。
私学の教育相談に模試データを使わせてもらう場合があるが,それは流出とは別の話。
それでウチの塾では書いていただいた内容をパソコンに入れないようにしている。
つまり,授業の管理のために名前と学校,学年はパソコンに入力するが,住所や電話番号など余分な個人情報はパソコンには入れていない。
そりゃ,パソコンにすべて入力してデータベース化した方が何かと便利だが,他に流出する可能性を考えてそうしている。
パソコンのデータは盗まれてもわからないし,一旦出回ると大量にコピーされてしまう。
入塾申込み書は紙のまま保管させてもらっているので盗まれたらすぐわかるしコピーするのもめんどうだ。
それでも盗まれたらゴメンナサイだが,今のところ塾は夜間・休日に東洋テックさんが見張っているし,だいたい,大きな通りにも面していてドロボーさんはかなり入りにくい仕様になっている。
だから,たぶん大丈夫と考えている。
大手塾になると,生徒の住所や電話番号もパソコン管理になっているだろうし,社員が勝手にデータを持ち出してもわからないだろう。
そういうチェック体制はおそらく厳しくない。
ウチの塾は塾内のパソコン以外でそういうデータは扱わないし,パソコン起動にパスワードもかけてある。
最低限の安全策は講じているつもり。
冒頭の話にもどるが,ウチの塾のコピー機は数年前の最新型。
発売時は最新型!あたりまえ。
それを中古で購入した。
複合機だ。
でも,レンタルとかリースではないので保守管理の契約もない。
だからネットに全然つながってない。
安全\(^o^)/
しかし,どこまでやっても100%はないので,ハッカーやドロボーさんに狙われないように祈るしかない。
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なぜドロボーに「さん」をつけるのだろう・・・?
って,いうてたら,朝日の夕刊に大きく載ってる!
読売のスクープだったようだが,朝日はこういうネタ大好きだからね。
・・・真希ちゃんの顔認識するかしこい?カメラで撮ってみた。
てか,ウチの塾,朝日とってないのになぜか持って来てくれた。
まさか新聞屋がこのブログを読んで気を利かせてくれたのか?
単なる誤配のようでした・・・でもラッキー