尾崎塾
富田教室

[2013年11月15日]

受験用語の基礎知識（募集定員）

昨日の新聞に私学の2014年度募集定員が掲載されていました。


先日配布したV-passに載っているのは25年度の募集定員ですから，学校によっては変更があるかもしれません。
各自，確認しておきましょう。

といっても，ほとんど大きな変更はないはずです。

しかも，私学の募集定員はあってないようなもの。

どういうことか？

そう，あって，ないようなもの。

・・・・・

たとえば２００名の募集でも，優秀な生徒さんが２４０人受けてくれたら，よろこんで２４０名も合格させてくれるというわけ。

べつに，１クラス増やせばいいだけだしね。

え”ぇ〜っ，そんなことしていいの？と思うでしょうが，普通はそうします。

ただし，昨今の私学人気のため，既に昨年までに生徒を取りすぎて，物理的に教室の数が全く足りない場合のみ定員ギリギリ少し超えるくらいしか入学しないように調整する場合があります。

具体的には大阪青凌さん。
あそこはもともとのキャパが小さいので，最近の人気でかなり人数が多く，どうしても入学者を絞らないといけない状況です。

他の高校は，たとえば，プレハブ教室を増設してでも生徒を多く入学させたがります。
その方が収入が増えますから。

そういうものです。

だから，私立高校の定員はあまり関係ないのです。
普通に学力があれば合格させてくれます。

もっとはっきり言えば，優秀な生徒さんが欲しいのではなく，その親御さんが出す授業料が欲しいのですから。







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