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尾崎塾
富田教室

[2013年12月20日]

コピー機がぁぁぁぁぁっ!

今年になってリコーのコピー機を京セラのに変えたのだが,おとといからAサイズの紙にだけ黒い線が入るようになってしまった。

img1 img2

あ,もちろん中古ね。

新品のコピー機なんて100万円以上して手が出ない。

それでリコーの時よりもかなり印刷速度が速くなって喜んでいたのだが・・・

買った店に相談すると,修理代と部品代で12万円するとか?
新しい中古(日本語がおかしい?)が買えるやん!?

まあ,Bサイズのはちゃんとコピーできるのだが,いつまでもAサイズなしでは困るので,思い切って新しい中古(?)を買うことにした。

ここで,ウチの塾のヒミツをちょっと教えて差し上げることになる。

どうやら,同業の方がこのブログを見て,自分の生徒の指導にたいへん参考になっているようなのだ。

わざわざお礼の連絡をくれたりする方もおられるので,そういうことが判明するのだが,そういうことなしでも業界で自由に使っていただいてかまわない。

今回は経営のヒント。

入塾の案内には書いたりするのだが,ウチの塾はかなり低料金でやっているつもり。

その理由は大きく3つあると書いてある。
1つは人件費があまりかからないこと。
個別指導で学生を大勢雇うのはかなりの負担になる。
2つ目は広告費。
おかげ様でほとんど費用をかけなくても大丈夫。
3つ目はテナント料。
駅前から5分ほど歩く分,少し安く借りられている。
それに加えて,フランチャイズ料などはどこにも払わなくていいので低コストで塾が運営できるのだ。

その分,ありえない程かかってるのが教材費。
ここはぜいたくに使う。
生徒から教材費を一切いただかないのに。
冬期講習中にブロードバンドを見せたり個別音源を用意するなどしても,講習費にすべて含まれているのでかなりお得だと思う。

さて,宣伝はこれくらいにして,他の経費はなるべく安くなるようにしている。
その一つはコピー機なのだ。

どうやら多くの会社では「リース」契約をしてコピー機を導入しているようだ。
契約すると,保守管理がつくので,今回のウチのように故障しても無償で修理してくれる。
そう,ちょっとした修理でも4万円とか5万円。今回だと10万円もかかる修理が無料で。

おそらく,そういう理由で多くの会社がリース契約をするのだが,毎月の契約料に加えて通常はカウンターで料金が加算されていくのだ。

たとえば上の写真は不規則動詞を暗記させるためのものだが,市販されていないウチの塾独自のものだ。
こいつを大量にコピーして生徒に書いて覚えさせる。
このように塾というのは大量の演習プリントをコピーする。
1人5枚×20人×30日=3000枚とか,塾によってはもっと多いだろう。
実はウチの塾はもっと多い。
高校生の理科や数学の演習書は,毎回手づくりで1冊20枚くらい使うから。

さて,この3000枚×5円とかがカウントされて月々徴収される。
これだけで1万5千円。
これが12カ月でなんと,18万円!
今回新しく買う中古を買ってお釣りがくるのだ!

それに加えてリース料が年間20万円とか。
5年で100万円くらい払っているのがほとんどの会社なのだ。(と思う。しらんけど。)

だったら,毎年新しい中古を買っても十分にお得だし,実は保守管理はスポットでやってくれるところがある。
年間に10万円もかからない。

というわけで,中古コピー機購入+スポット補修がコスト最小という結論。

さらに,紙代も節約できるようにネットで最安のものを見つけてある。
とはいえ,安ければいいというものではなく,白さとか紙の質も考慮しての最安値。
img3
これだと紙代は1枚0.5円くらい。
トナーも安いところをさがして購入するので,1枚のコピー(紙代込み)で1円くらいになっている。

こういうところは工夫してコストを下げているのである。

参考になりました?(誰に書いてるかわからんが・・・)

あっ,何やら節税になるとかいうセールスがあるよーだが,100万円余分に払うので,そりゃ経費は増える。
それに税率がかかって,16万円ほど節税になるらしい。

いや,100万円余分に払って16万円返ってくるのを選択するのはどう考えても頭がおかしい。
その分,ちゃんと税金を払って世の中に貢献するのが企業の役割だ。




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