[2013年12月26日]
日経新聞の記事。
文科省の調べによると,テレビを全く見ないこどもより1時間以内の短時間見ているこどもの方が学力が高いそうな。
1時間以上の場合,見る時間が多いほど成績が下がるそうな。
まあ,あたりまえの結果ではある。
テレビを全く見ないというのはある意味「異常」だ。
極端に貧乏とか極端な親という環境だから,まともな教育がなされるとは思えない。
だから,テレビが要因ではなく家庭環境を反映しているだけだろう。
すると,単にテレビを見ている分だけ勉強時間が少ないので,普通の家庭であればテレビを全く見ない方がよいようにも思える。
ところが,
私などはテレビ大好きっ子だから,それでは面白くない。
同じ見るでも,見方によってはすごく勉強になるのがテレビなのだと言いたい。
たとえば,音楽番組などは好きな歌手だけでなくいろいろな歌を聴くことにもなる。
歌詞に出てくるいろんなフレーズ(言葉)が耳に残り,知らない言葉であればそれを辞書で調べることで印象に残って覚えておける。
英語の歌詞ならばそのまま単語力増強にもなる。
昔,我々のころはビートルズやカーペンターズの歌詞でかなり英語力がついた。
また,スポーツが好きならこれは理系の勉強になる。
野球の打率や防御率などは確率や期待値の概念そのものを勉強できるし,打球が放物線を描く様子は物理の力学だ。
ドーピングの話になれば生化学の勉強にもつながる。
ドラマやアニメでも世の中のいろんなことがわかるし,テレビはそんなに悪いものではないのだと弁護しておく。
ただ,定期考査前の1週間は「ザ・ベストテン」と「プロ野球ニュース」しか見ないようにしていた。
そうでないと勉強時間が確保できないから。
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