[2013年12月28日]
今年ももうあとわずか。
今年度2013年4月からウチの塾に在籍した(推薦合格など途中退塾者も含む)高校生の在学校のランキングを発表してみる。
おもしろい事が見えてくる。
堂々の1位=槻の木高校=7名
ここは公立高校にしてはよく勉強させている。
だから,進学の意欲はまずまず高い。
にもかかわらず,学校の指導が上位校に見合う内容になっていない。
だから塾の助けが必要な生徒が多いのだと思われる。
「理系なのに○○も習ってないの?」と思うことがしばしばある。
所詮,公立高校の授業レベルはそんなモノかなとも思う。
第2位は,なんと・・・三島高校=6名(あれだけ来るなと言ってるのに・・・)
ここは槻の木高校と入学レベルが同じなので,そこそこ進学意識が高い。
にもかかわらず楽しい高校生活を送って,2年の後半から3年でなんとかなると思っている。
ところが,全然間に合わない状況だと気づいていない。
周回遅れどころではない生徒がほとんど。
高校入試のときに,3年の秋くらいから頑張って合格したという成功体験がじゃまをしていると思われる。
第3位タイ(4名)・・・春日丘高校,高槻北高校,関西大倉高校
公立2校は槻の木や三島の上下のレベルで,国公立〜産近甲龍くらいに行きたいが自分ではなかなか到達しないと感じて入塾されている。
まあ,それはいいが,意外に関西大倉が今年に限らずコンスタントにウチの塾に来る。
特進クラスでも,思ったほど面倒を見てもらえていないような様子。
特に3年の冬休みの今頃は全く補習がなく,ウチのような塾で勝手にどーぞって感じだ。
特進Sにしか力を入れてないのではないか。
第6位タイ(3名)・・・千里高校,追手門学院高校
千里レベルになると自学自習できるかと思われるが,意外に遊んでしまいがち。
そして,国公立志望も多いので,レベルの低い塾に行っても教えてもらえず(講師のレベルが低いため),高いお金を払って大手の塾や予備校へ行くようだ。
ウチのような良心的価格のところは他にないので,千里高校の前でチラシを撒いたら大勢来ると思われる。(撒かないけど)
実は追手門は進学指導があまり優れているとはいえない。
真面目な生徒がコツコツやってなんとか進学しているが,もっとしっかり指導してあげたらいいのにと思う。
特に国公立を目指すのは難しい。教員のレベルが国公立レベルでないようだ。
番外=関大系列 関大1高,関大高等部,関大北陽 各1名
内部受験の基準をクリアするためにウチの塾に来る生徒が結構いる。
また,外部受験のために来る生徒もいる。
第8位タイ(2名)・・・芥川高校,高槻高校
第10位(1名)・・・その他全部(山田,吹田東,洛南,立命館,明星,四天王寺,金蘭千里,京都外大西,信愛女学院)
で,何か不思議なことに気づきませんか?
わからない?
私学で,ウチの塾のあたりからも多く進学しているはずの金光大阪さんがないのです。
学力レベル的にもウチの塾に十分フィットするのだが来ない。
理由はおそらく「来る必要がない」からでは?
つまり,学校で残って勉強させてもらえるし,学校の指導で十分に満足されているのだと思われるのです。
しかも全員が。
これってすごいと思うのですが,こういうのは入学時の偏差値や進路実績などでは見えてこない部分。
他の私学さんや公立高校も見習ったらいいと思う。
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あれっ?W高校もいてない!理由は・・・