[2014年1月2日]
初詣はいつも実家の近くの呉服神社に行く。
合格守を買っといた。
こういうのはご利益があるとか,信じるとか信じないとか,そういう問題ではなく気持ちの問題。
つまり,自分一人でただ難しい勉強をするのは難しいのだ。
スポーツにたとえるといい。
よく,オリンピック選手などが「応援してくれている皆さんに恩返ししたい」などと言っているのを聞くだろう。
あれ,きれいごとを言っていると思っている人がいるが,とんでもない。
本心,心の底からそう思っているのだ。
そうでないと,そこまで頑張れないのだ。
昨年の楽天の頑張りもそうだし,神戸の震災の時のオリックスもそうだった。
ファンの声援,応援,期待があれば選手は頑張れる。
自分だけの自己満足だけではなかなか頑張れないのだ。
勉強も全くそうなのだ。
いくら自分が東大に入りたいと思っていても,なかなかモチベーションを保てない。
ところが,日本あるいは世界の最先端の場で誰かの力になろうという意識が高い人は頑張れる。
よく東大卒の官僚が悪者みたいなバカな報道があるが,全く的外れだ。
ほとんどの官僚は我々国民のために働いてくれている。
国がしっかり動いているから我々は日々安心して暮らせるのだ。
そういう重要な仕事ができる人は相当に勉強ができないといけない。
東大卒の人が官僚をやってくれているおかげだという認識が今の日本は欠けている。
そういうわけで,多くの人の役に立つ仕事に就くためには,基本的な学校の勉強は一通りできなくては話にならない。
そういう意味で,失礼な言い方になるが,勉強のできない人は世の中の役に立とうという意識の低い人ともいえる。
頑張っているのに勉強ができないなどという人がいるかもしれないが,それは頑張りが足りないか,頑張り方が間違っているか,あるいは本当は頑張っていないかだ。
確率的にはおそらく実は頑張っていない人が多く,その原因は世の中のためにやっているという意識が希薄だから。
親の世間体のために子供に有名大学進学を期待するなどという家庭では,ロクな学力がつかない。
逆に,自分の子が世の中の役に立つ仕事に就いて欲しいと心底願っているような家庭ではうまくいくに決まっている。
そういう方向で今年もよろしくお願いします。
いろんな人の想いをもらっているという意識をどこかに持っていると頑張れるのです。
梅垣先生は北野天満宮で勧学札を買ってきてくれました。
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ちなみにイチローのうしろに写ってるのは馬場。
右肩にがんばろうKOBEの文字がある。
わずかに足が写っているのはネッピー。
ちょうどネッピー1000試合出場?の日。