[2014年1月8日]
今日で冬期講習は一旦終了。
まだ,12日と13日に補講があるので,それをもって全部終了だが,学校もはじまるのでひと区切りだ。
と,思っていたら,某私立高校は明日からずーーーっと休みなのだとか。
その子たち(まさかの複数)は昼間にずっと指導してあげられる。
どういうこと?
私立の進学校ですよ。
でも,そういうことらしい。
実は,冬休み期間も学校の補習はないし,明日からも一切授業はなく,塾や予備校で勝手にどーぞって感じらしい。
もともと学力の高い生徒を集めて,普通に授業やっておけば,終盤になると塾や予備校のおかげできっちりと仕上がってくるということ。
つまり,
進学実績がいいからって,学校で全部めんどう見てくれるからではないんです!
逆に,難関大に入るのが難しい生徒に頑張らせている学校の方が丁寧に見てくれて学力を伸ばしている。
実は,私もこのことには気づいていて,指導力のない先生にへたに面倒みてもらうより,指導のプロである塾や予備校に任せた方が伸びるというのは全く正しいことなのだ。
ただ,その学校の先生方は指導力がないわけではなく,その方が楽ちんだと気づいてしまったのだろう。
そこが残念。
進学実績がグングン上がってきた頃は放課後の特訓などしっかりやっていたようだ。
今は,その実績で生徒が集まるようになったので,それをキープしていればオマンマは食える。
じゃあ,授業しないで外部にお任せでいいじゃん!
むしろその方が学力が高まるし。
かくして,やる気のない先生と塾や予備校にお金を払ってでも(私学に通っているのに)学力を高めたい生徒の利害が一致?
もしも,これで進学できなかったら生徒・保護者はかなり不満だろう。
そのうちこの不満が生徒募集にも響いて,いい生徒が集まらなくなる。
でも,その頃には現在学校運営の中心になっている55歳くらいの先生はいないので関係ないしね。
退職金をがっぽりもらってサイナラ〜
そういうことになっているようだ。
こんなことをこのブログに書かれたことが蟻の一穴にならないといいが・・・
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