[2014年1月15日]
多くの生徒が苦手にしている地質図の読図。
ウチの塾ではプロジェクターで投影して教えたりするが,実際に独学で勉強するのはかなり難しいだろう。
ある程度慣れも必要だし,立体的に把握しなければならないことと,断層運動などは動きも加わるので,空間把握力がないとどうしようもない。
これは天文分野にもいえることで,地学っていうのは時間と空間の把握力が勝負だ。
とはいえ,直前で地質図だけはどうも苦手だという人は,開き直って「境界線が直線で表されていたら地面に垂直に入っている層」だとか,「等高線と平行に表されていたら水平層」だとかを覚えていくしかあるまい。いずれにしても,地質断面図を描かずに解答できる問題はないと思って,必ず丁寧に断面図を描いてから答えて欲しい。
その他,知識で解ける問題を確実に取るのも大切。
アノマノカリス,ロボク,フズリナは古生代
トリゴニアとイノセラムスは中生代
デスモスチルスとビカリアとカヘイ石は新生代第三紀
これらは必須
とはいえ,年々知識だけで解ける問題が減ってきているようなので,やはりその場でしっかり考えて答えるように頑張ってみるしかない。
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