[2014年1月17日]
また今年もこの日がやってきました。
19年も経つがその日のことはよく覚えている。
前日にテニスの試合があって,熟睡していた早朝だった。
常日頃から生徒にはいつ来てもおかしくないと言い続けていたので,その日が来るのはわかっていた。
しかし,神戸の人たちはほとんど活断層の存在を知らずに暮らしていたのだ。
何のための活断層研究なのかわからない。
学術的な研究の一方で世の中に啓蒙する役割が科学者にはあるだろう。
それが決定的に欠けていたのだと思う。
その後,少しは世の中に活断層という言葉が浸透したが,今度は原発関連でしか話題にならなくなってしまった。
そこを心配するよりも,自分の直下の活断層を心配すべきなのに。
そういう視点での報道も非常に少ない。
マスコミの報道は全く一面的でしかない。
ちゃんと学校教育で地震について教えるべきだと強く思う。
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