[2014年1月30日]
今日は大阪市の総合生涯学習センターからの依頼で,気象についての講師をしてきました。
対象は60歳以上の方々で,50〜60名ほど来られた。
ゲリラ豪雨や竜巻の話を約2時間にわたって。
2時間って結構長い。
まあ,よく最後まで飽きもせずに聞いて下さって,感謝感謝。
(飽きないように工夫はしてるんですがね。)
若い世代はこれからが長いので防災についてしっかり学んで危険を回避すべきだが,老人はどーせもうすぐ死ぬんだしぃ〜というノリで,ちょっときみまろ風にやるのも手なのだが,今日はそれとは逆にできた。
つまり,新型細胞が昨日ニュースになっていたので,そういう医学の進歩を考えると60歳でもまだまだ人生半ばだという可能性が出てきているのだ。
そういうわけで,あと何十年もある人生の危険回避のためにしっかり聞いて下さいってノリでスタートした。
でも,本当に長く生きるようになると,死ぬ原因がやはり事故や災害という確率も増えてくる。
ますます防災教育の必要性が高まっているともいえる。
それはそうと,今朝からの雨はちょとおかしいと思いませんでしたか?
今朝の天気図↓
西日本・近畿には低気圧もなければ前線もない。
素人目には雨が降りそうにない天気図ではないでしょうか?
でも降った。
太平洋の高気圧を時計回りにまわる気流と大陸の方からの気流がぶつかって西日本全体が雨になっている。
低気圧も前線もなくても雨は降るのだ。
こういう話も入れながら,最後に質問をうけて2時間終了。
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