[2014年2月12日]
昨春に入塾してきた当初は数学を苦手にしていた塾生。
かなりできるようになってきた。
前期で神大理系を受験するこの塾生に何をしてあげるか。
あとは本番を想定した試験時間の使い方だけだろう。
昨日は大学で習うハイパボリックコサインを題材にした演習。
少々計算が面倒でミスしやすい問題だ。
神大は超難問みたいなのは出題されない。
かといって,カンタンすぎる出題もない。
オーソドックスな手法で時間内にきっちり答えていくだけ。
ただ,昨日やらせたように計算にある程度習熟していないとダメな問題がある。
案の定,前半はミスなくできていたが,終盤の計算でミスをしていた。
ミスは仕方ないが,それに気づく力とか,全体の時間配分を考えて深入りしない力とかが実は重要。
そういうところを横で見ていて指摘してあげる。
本人もそれが大切とわかっているので,よい練習になっていると思う。
ハイパボリックコサインは双曲線関数だが,大学で習うのだから受験生はどんなモノかわからない。
そこで,どんな形のグラフになるか,ちゃんと微分して計算しなくても概形をすばやく描く技を伝授しておいた。
そうやって,概形をしっかり描くことで,出題意図も把握しやすいし,出した答が妥当な値かどうかの見当もつく。
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