尾崎塾
富田教室

[2014年2月18日]

甘く考えている人たち（まだ春編）

あくまで一般論だとことわっておくが，浪人生の多くが勘違いしているので書いておく。

ちょうど関関同立などの私学の発表があって，結果が出ている。
残念ながらそのあたりに合格できなくて浪人する諸君。
こいつらのほとんどが勘違いして塾に問い合わせしてくる。

「国公立に行きたいです」

まあ，行きたいのはいいが，現役時にどこを受けたのかというと関関同立であって，しかもそのレベルに合格できていないのだ。

それが，浪人したら国公立にほぼカンタンに行けるようなイメージで問い合わせに来る人が非常に多いのだ。

そういう甘い考えだから浪人するのだともいえる。

だいたい関関同立の学力がないのでしょ？

じゃあ，志望はそのあたりでしょう。
それがどうして国公立になるのかわからない。

いや，思考回路は手に取るようにわかる。
その思考回路はイカレテいると言いたいのだ。（あいかわらずひどい言い方やね）

そいつらの高校２年とか３年生当初の考え方に遡ってみよう。

「やべっ，このままじゃロクな大学行けない。せめて関関同立とかの名の通ったところに行かないとカッコ悪いなー。よし，何とか関関同立に滑り込もう。でも，関関同立なら英国社だ。英語は苦手だけど今からやれば１年間でなんとかなりそうだ。国語は勉強しても仕方ないし，社会は高校入試の時も苦手だったが秋から詰め込んだらなんとかなった。今から覚えても入試は１年も後なのだから，直前に詰め込んだ方が効率がいいな。夏くらいからボチボチはじめよう。それまでクラブの試合もあるしな。７月に引退してから本格的に勉強して関関同立に行くと決定！」

こんなかんじで３年生の４月を迎えたのだ。







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このブログのディープなファンの方にはおわかりと思いますが，このイカレタ思考回路の高校生はM島高校生を想定して書いています(^o^)