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尾崎塾
富田教室

[2014年2月20日]

甘く考えている人たち(残念な冬)

関関同立をめざしている生徒にとって,産近甲龍は簡単に入れる大学なのだろうか。
そんなことはない。それなりに難しい。
だから,推薦入試で簡単に合格を確保しようなんて甘い考えでは太刀打ちできないのだ。

さて,推薦入試にカマケていると,一般入試で困ることになる。
そう,社会科の勉強ができていないのだ。
当初の甘い計画もいけないのだが,夏からボチボチ始めて,秋から本格的にやって間に合わそうというのが無理だったのである。
事実,そういう生徒は夏からボチボチ始めるなんてやってない。ざーっと教科書をながめていたり,せいぜい問題集のはじめの10ページくらいをやる程度。9月には推薦で合格する方向に頭が行くので,結局12月に推薦入試が不合格になった時点では社会科は全く手つかずの状態だ。
しかも,昨今の産近甲龍は1月から入試が始まるので,残り1か月。
ようやく必死のパッチで勉強して,うまくいけば産近甲龍合格ギリギリのラインまで到達する。
ところが,関関同立の社会科はもっともっと難しいし,英語や国語も難しい。
全く歯が立たずに終了。

産近甲龍に行けたらいい方で,関関同立なんかまったく難しいというのは高3の四月の意識レベルの低さが原因だったのだ。

もしも,高3の四月から全速力で受験勉強を開始していれば,おそらく潜在能力的には関関同立に十分に合格できる生徒は多くいる。
現実はそのほとんどの生徒が残念な思考回路によって全く違った進路を歩むことになる。


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