[2014年2月20日]
季節はめぐり,再び春です。
そいつらの考え方はこうなっているに決まっている。
「やべっ,関関同立行けなかった。浪人かぁ。せめて国公立に行かないとカッコ悪いなー。よし,何とか国公立に滑り込もう。でも,国公立なら英国社に加えて数学と理科が必要だ。数学は苦手だけど今からやれば1年間でなんとかなりそうだ。理科は生物か地学なら覚えるだけでしょ。高校入試でも秋から詰め込んだらなんとかなった。夏くらいからボチボチはじめよう。宅浪でもなんとかなりそうだが,ちょっと不安だな。念のために浪人生を見てくれる塾ないかなー。おっ,この塾は個別に対応してくれそうだ。よし,ここに問い合わせてみることに決定!」
こんなかんじでウチの塾に問い合わせにくるのであった。
ハッキリ言います!
国公立はそんなに甘くないです。
そういう甘い思考回路を根本治療しない限り,国公立には届かないどころか,関関同立も無理なのです。
最も多い考え方=全くナンセンスな大間違いの例を一つ
「でも,阪大とか神戸大は無理でも京都工芸繊維大とか大阪府立大でいいんです。」
断言しておきます。
はじめから京都工繊や府大をめざしていて,そこに首尾よく合格した生徒を私は知りません。
もう20年以上,何百人か指導してますが,皆無です。
合格した生徒はたくさん知っていますが,全員が京大や阪大志望で,最終的にランクを落としてそこに行っています。
最初から阪大以上を志望できないレベルの人間が入るところではないのです。
そのあたりの認識が決定的にずれている人が多いのです。
ちなみに,このシリーズのブログは誰に向けて書いているかというと,今から入塾のお問い合わせをしようという人たちです。
ぜひ,よーく考えてお問い合わせ願います。
ちゃんと自分のレベルと志望大のレベルがわかっている人にとっては最高の塾になると思いますが,認識のズレは致命的です。
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というわけで,M島高校の生徒は京都工芸繊維大志望と大阪府立大志望が非常に多いということが統計的に明らかになっています(当塾調べ)