[2014年2月25日]
よくわからない資料請求があった。
どう読んでも,「計画性のある勉強方法を教えて欲しいので資料請求させていただきました」と書いてある。
まあ,そういうこともある。
自分の子が計画性のない勉強をしている(というか勉強していない)ので,塾の助けが必要だ。
だから,この塾なら計画性のある勉強法を教えてくれるのではないかと考えるのは,ある。
だが,そのとき,資料請求をするのは,入塾して教えてもらおうとしてのことだと思われる。
入塾したら計画性のある勉強ってこういうものだと教えてもらえる可能性がある。
だから資料請求して検討してみようと考えるのが普通だろう。
ところが,だが,しかし。
この資料請求された方は,どこにお住まいかというと・・・
千葉
?????・・・・・・????
?が100個でも足りなかった・・・
うーん,ここは大阪やしな〜
これはどう考えても通塾する気なし。
そこで,全くわからなくなった。
計画性のある勉強法を知りたい人が,どのような資料を請求したのか。
このブログのあるホームページは資料請求できるようになっていて,そこからのお問い合わせだ。
でも,この資料請求というのは,ホームページでは不足している情報だったり,紙媒体でのモノが欲しい場合だったりの,入塾の参考にするための資料だろう。
ウチの塾が用意しているのも,そういう方のためのものだ。
まあ,毎日ブログを読んでいただくのがウチの塾を理解してもらうには一番だが,昨日・今日に塾を知った人はとりあえずどんな塾かの概要が知りたいはず。
そういう方のために,ひととおりこんな塾だと書いたものが用意してある。
あとは,過去に書いたブログの抜粋を入れることもする。
とにかく,ブログで塾長が日々何を考え,何をしているかを読んでもらったら,だいたいどんな塾か見当がつくはずなのだ。
この今書いているブログもそうだ。
よく読んで欲しいのは,その千葉の方だ。
どんな資料をご所望なのだろうか。
入塾の参考になる資料であるはずがない。
そして,それ以外の資料を請求されても何も出てくるはずがない。
「千葉県の方のための計画的勉強法」と題した論文を新たに作成して,それを送って欲しいとでも思っておられるのだろうか。
世間の多くの人が勘違いしているのだが,「情報」というのはただではありません。
買うものです。
こちらが論文を書けばそれなりに時間をとられます。
時間給だけでも相当にかかりますが,その内容については他で手に入らないウチの塾のノウハウが使われるので,それなりに価値のあるものになるのです。
だからこそその内容が欲しいと思われたはずです。
それが,よく推敲もしない資料請求の文面一つでカンタンに無料で手に入ると思われたのでしょうか。
時間給の話ですが,だいたい私立学校の非常勤講師だと時給2500円くらい。
大学生の塾講師だと1500円から2500円くらいか。
もう少しまともな塾講師で3000円とか4000円とかでしょうか。
ちなみに,私は最大手で講師もしてますが,もっといただいています。
それで,その方のために仮に10分かけたとしたら1000円以上はお支払いただかないといけません。
そして,個別に対応するのですからさらに貴重な価値が乗っかるわけで・・・
まことに申し訳ないですが,その千葉の方の内容をブログネタに使わせていただいています。
このブログを書くのには毎日10分以上かけています。
でも,ブログは塾生やこれから検討される方の参考になるので,塾として当然かけないといけないコストだからです。
そういうわけで,その千葉の方が読んでいただいているかわかりませんが,このブログネタにすることで,ご返答に代えさせていただこうと思って書いているわけです。
単に,このような嫌味なことを書いて送るだけでも時間を浪費しますから(切手代も)。
実は,はじめは資料請求のところに記されたメルアドに返信することを試みました。
希望される資料の内容がわかりませんと書いて送るだけですから,これならまあ許容できる。
で,なんと,そのアドレスはこの世に存在しないので,そのまま返ってきました。
わざとなのか単に間違えられたのかわかりませんが。
まあ,そういうことで,ブログにはさまざまな情報,しかも他では得られないような情報を発信しています。
でも,あくまでそれは塾生のためだったり,今後入塾されることを検討される方のためのものであり,あるいは同業界の正しく教育する方向の方へのエールでもあります。
本当に自分個人に照らして必要な情報はもちろん入塾されてから得ることが可能です。
このところ連日,中学生が進路選択に迷って保護者と相談に来られました。
その生徒の普段の出来と内申点と高校の難易度を考慮して,他では得られない,特に中学の担任とは全く違う観点から話をさせてもらいました。
ウチの塾の受講料は安いと思うのですが,価格だけだともっと安いところがあるかもしれません。ですが,個人に合ったディープな情報を得られるという点だけでも他の塾よりも圧倒的に優位だと思います。
そういったことを発信するために今日はこのブログを書かせていただいています。
長くなりますが,ちょうど昨日,生徒から質問というか要望がありました。
「数学がわからないので次回は数学をやらせてもらえませんか」
この質問・要望をする生徒は学力が伸びません。
そういうのを「ひとりよがり」といいます。
これは,その計画性のある勉強に関することなので書いときます。
本人がやりたい勉強とウチの塾で与える科目や内容は一致しない場合があります。
今日のその生徒がそうです。
こちらが与える教材を勉強するのが,計画性のある勉強です。
数学でわからないことがあれば,いつでも質問に来ればいいのです。
もちろん,授業で数学の演習をしているときに聞いてくれてもいいです。
ただ,今は試験の1週間前です。
数学のその分野だけわかるようになっても,他にも山ほどやるべきことがあるので,その中から優先的に今日やった方がよいことをやらせました。
そもそもですが,先日からアナウンスしているように,週に通塾する回数が少ないのにあれもこれもできるはずがないのです。
家の経済事情もあるでしょうが,週に4とか5コマ来ていただいたら,定期考査の対応も少しはできるかもしれません。
基本的に,考査の範囲は自分で勉強する時間の方がずっと長くなりますし,塾での演習はプラスアルファでなければなりません。
よくできる人は,塾とは別系統で考査対策を自分でしっかりやっており,塾で与えられる教材は,「あっ,これこれ。これをもう少しやりたかったんだ。ラッキー」みたいに感じるのです。
そういうことで,正しくウチの塾をご利用下さい。
よろしくお願いします。
今朝も6時からこれだけ集まって勉強している。
もちろんこの生徒たちへの情報提供は惜しみません。
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先日「食い逃げ」の話を書いたが,それも読んでないのかな。
いや,根っから親切だと見て「食い逃げ」できる塾だと思ったか?