[2014年3月10日]
今日だけでも4件のお問い合わせがあった。
チラシを入れていないから,ほとんどホームページ検索でウチの塾にたどりついたのだろう。
ただし,塾ナビからのお問い合わせの場合は,情報が少ないので必ずホームページを参照してもらって,再度お問い合わせいただくようにしている。
できればブログを過去数か月に渡って熟読していただきたい。
およそ塾長が何を考え,何をやっているか見えてくるはずだ。
それで,ほとんどの場合,親御さんがウチの塾のファンになる。
自分の子を行かせたくなる。
ところがどっこい,本人は全く勉強する気がないというケースが多い。
必ず体験授業を受けてもらって,本人がぜひ行きたいと言わない限り入塾しないようにしているのにだ。
特に,新中学1年生の男子生徒。
ほとんど絶望的にウチの塾には向いていない。
女子はまだかなりマシ。
それからM高校の生徒。
これは全く向いていない。
かといって,他の塾が向いているかというとそうではない。
勉強に向いていないのだから。
ウチの塾はおそらく他の塾と決定的に異なる点がある。
入塾をあまりお勧めしない点。
経営者としてダメじゃんという話。
でも,合わない生徒に来てもらっても,こちらのストレスになるし,お互いによくない。
特に今年は現状でも塾生の数は足りているので,どうしてもウチの塾でやりたいという方のみ来てもらうくらいでいい。
べつにRでもMでもKでもTでもどこでも実績はウチの塾の100倍あるのでそちらがいいと思えばどうぞ。
いつも思うのだが,合格実績が売りになると思っているのが不思議。
過去の生徒の合格を売ってどうするの?
いや,それを買う人が多いからだろう。
それを買ってどうなるの?
北野高校100名という実績を買ったら,あなたの息子は北野高校に入れるのですか?
東大100名という実績を買ったら,あなたは東大に入れるのですか?
あるいは,合格保証みたいなところもある。
未来の合格が買えるのですか?
過去に多く合格させている方が,自分も合格しやすいと思えるのはわかります。
でも,3億円この売場から出ましたという店で宝くじを買うのと何も変わらないと思う。
いや,むしろ合格数にはカラクリがあるので,宝くじほども当たらないと思う。
そういうわけで,ウチの塾では合格は売っていません。
ウチの塾で売っているのは環境。
その環境をうまく使って合格するのは生徒の仕事。
今日もその仕事をやり遂げた生徒がお礼のあいさつに来てくれた。
ウチの塾を見つけた運のよさが大学進学につながったのだ。
後日,その奮闘記は紹介してみたい。
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