[2014年3月11日]
逆に,保存の方向で動いたものがある。
陸前高田の1本松
これを見ると思い出してつらいという人はほとんどなく,なんか勇気づけられるという人が多かったので,迷わず保存って感じ。
陸前高田にはもう一つ保存されてるものがある。
この建物の屋上の一番上の出っ張ったとこまで津波が来た。
ここに立つと,すげー高さだと実感できてよい。
たろう観光ホテル
小泉進次郎が保存活動やってた。
ここは万里の長城ともいわれる防波堤で有名だったところだ。
それでも200人近い人が亡くなっている。
原因は津波の第一報が3mだったこと。
それなら大丈夫と誰もが思ったはず。
情報の伝え方,伝わり方をかしこくしないと人が死ぬという例だ。
大川小学校
ここでは校庭に児童が並んでいるときに津波に遭った。
先生方もみんな亡くなっていて詳細がわからないが,昨日の新聞では遺族が裁判を起こすとか。
裁判してこどもの命が帰ってくるわけではないが,かしこく避難することができなかったらダメという判例が出ると,それは全国に広まるし,将来の人命を救うことにつながると思う。
逆に,避難させられなかったことを無罪にすれば,同じ失敗を繰り返すことになる。
にほんブログ村
にほんブログ村