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尾崎塾
富田教室

[2014年3月14日]

差別と教育

Jリーグの差別問題,残念なことだ。

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今回は無観客試合という厳しい処分だが,これは当然だと思う。
しかし,これを機に差別がなくなればいいが,そんなに簡単な問題ではない気がする。

差別的な表現は,差別する心があるから出てくる。
その心の方をそのままにして,当事者を出入り禁止にしたり,責任者を処分しても,また同じことをする人間が出てくる。

根底に,人間はすべて同じ「人間」だという意識が必要なのだ。

差別する心は,その人が大人になる過程で植え付けられたものだ。
一朝一夕に変わるものではない。
だから,また同じことが起こる。

そこで大切なのが教育なのである。


日ごろ「アホ」「バカ」を連発しているおまえが言うなと思っている読者がいるかもしれないが,それは読解力のない「アホ」な証拠だ。(おっと,また使ってる!)

根底にあるのは,人間はみんな同じという話だ。
それで,人間を2種類に分類しているだけの話。
その2種類は「あほ」と「かしこ」である。
日本人と外国人とか白と黒とかに分類する差別と何が違うのか。
この本質的な違いをわかって欲しい。

「あほ」と「かしこ」って,生まれながらに決まっているのではない。
というか,生まれた時はみんな「あほ」だ。
それが教育によって徐々に「かしこ」になっていく。
ところが,へたな教育を受けていると「あほ」のまま大人になってしまう。
今回差別的な行動をとってしまった人間は「あほ」のまま大人になったのだ。

この例一つとっても,「あほ」が多い世の中は生きにくい。
なぜなら「あほ」は他人に迷惑をかけるから。

少しでも「かしこ」を増やしたい。
こういう意識で教育をやっている。
ウチの塾がめざしているのは世の役に立つ人間を増やして「世界制覇」することだ。
つまり,全人類を「かしこ」にすることで,もっと生きやすい世の中をつくりたいのだ。

ガンバサポーターもお行儀悪いことがあるので,ちゃんと教育しないといけない。
せっかくJ1に復帰したのに恥ずかしいことをしないようにお願いしたい。

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