[2014年4月3日]
昨日発売の最新号によると,今春の結果はこうです。
大阪府に住んでいて誰もが行きたいと思うような国公立大学は,これら5大学です。
やはり,北野や茨木の人はこのあたりの大学に多く進学します。
千里や春日丘の生徒は,一部の「意識の高い層」なら行けます。
しかし,たいていは楽しく高校生活を送るので,それよりランクの低い国公立大か関関同立に進学します。
槻の木や三島だと,ほとんど難しいことがわかります。
そこで,前にも書いたと思いますが,三島高校の生徒はこのように考えます。
「京都工芸繊維大なら入れるかも」(ちなみに,京都工芸繊維大は国立大で,非常に優良な大学です)
アホですね。
無理です。
今年の合格者数は,ゼロです。
京都工芸繊維大はたとえば阪大や神大を本気で合格できるように努力してきた人でないと合格しません。
はじめから,ここなら入りやすいかもという甘い考えで合格できるようなところではないのです。
もう1点,三島高校は槻の木高校と同じか,むしろ上位の生徒が入学します。
ところが,大学の進学実績としては完全に槻の木の方が上です。
パッと見ると大差ないように見えますが,槻の木高校の卒業生が273名なのに対し,三島高校は357名です。
卒業生が多く,しかも入学時点の学力が高いにもかかわらず,上位国公立大への進学が少ないのはなぜでしょうか?
そういうことです。
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