[2014年4月4日]
ウチの塾のあたりで,なんとか国公立も狙えるような併願校をピックアップしてみよう。
なんと,関西大倉以外は,特進の一番上位コースであっても三島高校と同程度の数しか合格していない。
あの,遊び呆けている学校と,特進でガンガン鍛えていそうな私立高校のトップクラスが同程度とは???
理由がおわかりですか?
これ,言っちゃうと,また叱られるので(誰に?)小さい声で言いますが,
「指導力がないから」←コレ小さい声
それで,誤解しないでください。
関西大倉だけが指導力あって,他にないと言っているのではありません。
御存じのように,関西大倉もほとんど指導しません。
だって,高3の12月の冬休み以降は,全く授業やらないんですから。
つまり,塾や予備校にお任せっていうこと。
むしろ,学校でやらない方が生徒の学力を伸ばせるという事実を熟知しているので,上位の者は思う存分学校以外の場所で勉強できるように「配慮」されているのです。
関西大倉方式=クラブ活動は「やらない」か「ゆるい」ようにして,放課後を自由に活動=塾や予備校に行けるようにする。
これが最も上位国公立へ多く進学させるカンタンな方法なのです。
一方,他の高校は指導力がないにもかかわらず,学校で丸抱えして懸命に指導すればするほど,上位の大学へ進学できないという悲しい事実。
よく考えて下さい。
関西大倉の特進Sであっても,茨木高校を不合格になって行くんです。
茨木高校であっても上位半分くらいしか行けないんです。
だから,よほど指導力がないと,上位国公立まで引き上げられないでしょう。
ではなぜ私立なのに指導力がないのか。
それは,教員自身が上位国公立出身でないからです。
ほとんど私立大出身の先生ばかりですよ。
自分が国公立大に合格った経験がないので,そもそもわかっていない。
闇雲に自分の担当教科だけ伸ばせばよいというものでもないのです。
そうは言っても,関西大倉とそれ以外でこれだけ差があると,ますます関西大倉は安泰です。
指導しないのに安泰とは,いい位置にいますね。
(おそらくそんな状態は長続きしないと思います)
昔は摂陵がもう少しマシな時があったのですが,その頃の教員はすでに学校を去り,かといって追手門も数を伸ばしていません。
高槻市や茨木市の公立中学の指導では,関西大倉の基準に達しなければ次に追手門学院を勧めます。それでこんなに差があるようでは指導力なさすぎます。
まあ,ウワサでは選抜コースを作って力を入れるように聞いていますし,大手予備校経験の講師にも声をかけているようです。
早稲田摂陵も「ヒミツのコース」(←あっ,言っちゃった!)をつくって進学に力を入れるらしい。
はたして,学校でどこまで指導できるか。
予備校にお任せ方式の学校に負けないように頑張ってもらいたい。
にほんブログ村
にほんブログ村