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尾崎塾
富田教室

[2014年4月5日]

今日,ひどく怒られた生徒の話

1秒でも遅刻は遅刻ですよね。

で,遅刻したら授業を受けられないようにしてあるのは理由があるのです。
それを曲解?都合よく?利用?悪用?して,サボってどうするの?

今日,春期講習でどうやら遅刻しそうになった生徒のお話。

遅刻しそう→1秒でも遅れたら受講できない→行くのやめとこう→そういえば点検テストの勉強もしたいし(そういうことにすれば親も納得させられる)→塾に行かずに家で勉強

で,親御さんが昼ごろに電話してこられた。
「カクカクシカジカで今日は休みます。」

ンンんにゃぁぁぁあ,ちょっと待って下さい。
すぐ来させて下さい!

ということで,塾に呼んで説教とあいなった。

てめぇは結局勉強したくないだけやんけ!
そんな◆‖%$な*‘’+だ#!&&×‖¶〆え!!(放送コードにひっかかるので伏字になってます)


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塾の規約に,解説がついていますので,必ず読んで下さい。
このブログも毎日必ず読んで下さい。
明日は我が身かもしれないので。

まず,遅刻しないのが第一。
生活を勉強中心にすれば,遅刻するはずがない。

万が一(←10000分の1の確率って結構大きい。365日×30人で期待値が1になる・・・年に1回は必ず起こるということ。)遅刻となったら,その時点ですぐに連絡を入れるべき。
これは世間の常識です。
「すみません,寝坊しました。すぐに行きます!」
と言って,すぐに来るべき。
で,来ても授業に入れてもらえないのだが,自習室で演習すればいいのだ。
たとえば90分の授業に1分遅刻したとしても,89分は自習できるし,べつに1分長く自習室にいてもよいのだ。
こちらが選定した栄養満点の教材は演習できなくとも,自習室の良質の教材を自分で選んでも毒にはならない。
今日のような春期講習の場合,どう思ったのだろう?
1分遅刻しても6コマ=9時間全部パァになる?
本来ならそうだ。
だから,遅れて来た生徒が塾に来て言うべきセリフはこうだ。
「すみませんでした,今日は遅れたので一日自習室で勉強して帰ります。もうこのようなことがないようにします。」
そう言って,黙々と自習室で演習をはじめればよかったのだ。
ところが,そういう殊勝な態度だと,世の中悪いようにならないというのもまた常識だろう。
特に春期講習はコマ単位でのスポット受講を認めている。
コマの変わり目で人間の出入りがあってもかまわない。
そういう態度で自習を1コマやり終えたなら,きっと「次のコマから春期講習にもどっていいぞ。」と声をかけたと思う。
そういうものだ。

ところが,今日のそいつは,遅れそうだから(多分,急げば間に合ったかも?)塾を休むと決めてかかった。
そう,休みたかったのだ。
じゃあ,塾やめたらいいのに。
というか,春期講習は任意の申込み制なのだから,本当にやりたい者しか来なくていい。

ホント,あきれるようなよくわからない行動だった。

遅刻厳禁の意図は,勉強をその日にしなくてすむようにしたいわけではない。
遅れることで学習量が減るのを防ぐためだ。
それを逆手に取って?勉強量を減らす行動をとるなんてありえない。

そのように理解すべき大切なルールなのです。





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