[2014年4月22日]
アメダスって何するの?
雨だすですから,雨の量を出す?
まあそうです。
降水量を測ります。
でも,今回の問題はそれ以外のものを測るものですね。
だいたい,アメダスは降水量を測るのですが,全国に1300カ所あります。
そのうち,840カ所ではそれに加えて,
風向・風速
気温
日照時間
を測っています。
もちろん,風向・風速は上空10mという高いところで測ります。
地上の障害物などで風が変わりますから。
日照時間も風向風速計と同じ10mの高さで測ります。
周囲にビルなどがあると測れませんが。
もうわかりましたね。
正解は,「気温」を測るものです。
ステンレスで覆っているのは,直射日光を反射するため。
中には断熱材が入っていて,その中心に温度計があります。
そして,上部にファンが回っていて,空気を下から吸い上げているのです。
ちなみに,左の方をよく見ると,上下に移動できるようにしてあります。
これは,積雪が多い地方では雪面に応じて測る高さを変えられるようにしてあるのです。
堺市では使うことはありませんが,一応規格通りに作ってあるというわけ。
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