[2014年4月30日]
地球惑星科学連合の大会へ行ってきました。
会場で大学の先輩に会いました。
茨木西高校の地学の先生をされています。
この教材屋さんの地球の模型?
買っちゃいました。
目当てのセッションは防災教育について。
写真は有名な関大の河田先生
いろいろ示唆に富む話を聞けて,世の中には正しく真面目に防災を考えておられる方々が多いことも確認できて有意義だった。
高知県の防災について,質疑の時間に教員研修について発言させていただきました。
要するに,一部の教員だけが研修を受けて,あとはその先生方に「各学校で普及啓蒙係をやってね」というスタイルでは全然だめなので,そこをしっかりやっていただくように要望してみました。
それで,実はセッションも重要でしたが,そもそも行こうと思ったのが大学の指導教官であった杉村先生にお会いできるから。
先ほどの大学の先輩と一緒に昼食をとりました。
先生が大学に赴任されるまでの経緯などを詳しく聞き出すことに成功。
さらに,いろいろとお話しできて非常に有意義な時間をすごさせていただきました。
午後の地学教育についてのセッションはイマイチ。
理想ばかり追いかけている人が寝言言ってるような内容でした。
実現可能性が0に近いことをいくら議論してもはじまらない。
大学入試で地学を選択しない人間が多いので,地学の履修者が少ないというのが根本原因。
これも質疑の時間に指摘させてもらったが,そういうのは最初から考慮に入れないというのが前提で議論されているようで,おそらく次かその次に出てくる新科目は全く実効性のないものになる。
ちょっと残念な内容だった。
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