[2014年5月4日]
今春の受験で高校生になった生徒の親御さんのアンケートから,実はコレこそが親御さんがご購入されたモノだというのがある。
事例1:進路に関して学校では自信のなくなることばかりだったので,前向きに背中を押してもらうことで息子が頑張れたと思います。
事例2:ここでは真剣に勉強できていたと思う。家でガミガミ言わなくてよかったので,親子共,精神的に良かった。
事例1は,学校の先生との懇談の話。
多くの保護者が愕然とする。
思っていた高校の2ランクも下の学校を勧められるのだ。
ところが,実際は志望校に十分合格する可能性があったりする。
もちろん,上位を狙えば狙うほど可能性は下がるのだが,決して0%ではないはず。
そのあたりの可能性について,いろいろと親御さんにご説明差し上げるのが,おそらく他塾では決してマネのできない内容になっている。
こういうのは,授業料に含まれていないのだが,実際には100万円出しても購入できないモノなので,それだけでもウチの塾に通う価値があると思われる。
まあ,わからない人にはわからないでしょうが。
事例2も本当はコレが一番の売りなので,それに気づいておられる方がどれくらいおられるのか。
他塾のように,合格を売っている塾に通っているのを想像して欲しい。
ずーっと不安じゃないですか?
本当にそれを売ってくれるのかどうかは,受験するまでわからない。
受験に至らないことも多々ある上に,受験した結果が合格になるかどうかは発表の日までわからない。
そして,不合格になった日には,もうその塾に在籍していないのだ。
文句を言いたくても,わざわざ行く気もしないでしょう。
ウチの塾は,日々の勉強する環境を購入していただいているのだから,毎日の安心感,家庭の平和?をもれなくゲットできるのである。
これだけでも100万円以上の価値がある!
しかも,合格を売っている塾に通うのと決して劣ることのない学力伸長も実際にあるのだ。
ただし,繰り返すが,学力伸長がすばらしければ当然志望校もさらに上位にする可能性がある。
すると,合格するかどうかはまたビミョーになるのだ。
でも,不合格だったにもかかわらず,こう言ってすごく満足してくれた生徒もいるので紹介しておく。
「志望校が受けられる力がついてよかった」
これはいわゆる記念受験とは性質が異なる。
自他ともに「合格するかも」と思える程度に可能性のある受験ができたという話。
今春3年生になった諸君も,現段階では受験が考えられないような上位校を受験できるように頑張ってみてはどうだろう。
↑ ↑ ↑
念のために補足します。
お母さんがいくら頑張ってみてもダメです。
頑張るのは本人ですし,頑張らせることは親にはできません。
逆に,親があがけばあがくほど子はやる気をなくします。
そういうモノです。
200万円以上の価値を享受できるかどうかは,生徒のやる気と親の冷静さの両方が必要。
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