パソコン版を見る

尾崎塾
富田教室

[2014年5月24日]

高校比較(槻の木VS三島)

昨日,槻の木高校の先生がわざわざ塾に来て下さり,今年の入試結果とどのように取り組んだかを説明していただいた。

img1
塾を開いてすぐぐらいにちゃんとウチの塾を見つけていただいて,毎年お越しいただいている。
普通の感覚では,塾が学校の情報を仕入れに,説明を聞きにいくのだろうが,槻の木高校はこうやって,私塾にも足を運んでおられるのだ。

私学の高校は,塾対象の説明会をやって,それに加えて各塾を訪問するなどして信頼関係を築いていく。
ところが,公立高校でそのような例は非常に少ない。
ウチの塾で,公立高校の先生が出向いて下さるのは,槻の木と阿武野だけ。
阿武野高校の校長先生は時々来て下さる。
たまたまテニスを通じて知り合いだから懇意にさせていただいているから。
そう考えると槻の木だけが私塾に個別訪問しているという話。

槻の木高校は,今年特に国公立大への合格数を大きく伸ばしておられる。
神戸大4,大阪市立大4,大阪府立大3,広島大2,岡山大1,京都工芸繊維大1 など
このほとんどが現役合格。神戸は2名が浪人だが,そのうち1名はウチの塾ね(^○^)

ちなみに,同じレベルか少し高いレベルの生徒が入学する三島高校はどうか。
京大が浪人生で1,大阪市立大4,大阪府立大3・・・以上っ。
たしかに京大はすばらしいが,どう考えても三島高校の学校の指導で合格したわけではなかろう。大阪市立と府立は同じ数。他はおそらく国公立総数でも槻の木よりも見劣りするだろう。
そして,卒業者数を見ると三島357名に対し,槻の木は273名だ。
高校入学時点で,むしろ高学力でありながら,国公立大学進学においては槻の木高校の方が数でも上回っている。
同じ大阪府立の高校。
授業料は同じ。
同じくらいの学力層の生徒が集まる学校・・・

大学進学だけが高校教育の目的ではない?
そりゃそうだが・・・
しかし,学力が本来の水準まで高くならない楽しい高校生活が,その生徒の将来にどうつながるのか。



にほんブログ村 受験ブログ 高校受験(指導・勉強法)へ
にほんブログ村


にほんブログ村 科学ブログ 地学・地球科学へ
にほんブログ村