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尾崎塾
富田教室

[2014年5月26日]

クビになったM高生

はじめからどうかなと思っていたM高校の生徒。
クビを通告した。

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過日のブログにも書いた。
通常は考えられないことだが,無断での欠席が2週間。
今朝,ノコノコとやってきたが,「君の席はもうない」という話。


欠席の理由は聞くまでもなく,定期考査。
定期考査の勉強がしたいので塾を休む。
しかも無断で。

こういう生徒はウチの塾と考え方が合わないのであるから,最初から来るべきではないのだ。
一応,最初から言ってるつもりだが,どうも彼だけでなくM高校生には伝わらないケースが多い。

普段,勉強せず。
考査前に,全然勉強が追いついていないことに気づく。
塾に行っている時間がない。
塾を休んで,考査対策。

そういう,目先のことにとらわれて,もっと大きな流れである受験勉強をお休みにするようでは,志望校進学は難しい。

今回クビにした生徒で特に気に入らないのは,志望が小学校の教員だという点。
教えてもらう塾の方針を理解せず,連絡もなく欠席し,考査が終わったらノコノコやってくるという,そういう人間に小学校の先生をやって欲しくない。

個人塾なので,個人対個人の教育なのだ。
こちらが,この生徒の希望実現のために力を尽くそうと思えないと成立しない関係。
生徒の希望というのは,ひとりよがりのものではなく,その生徒の個性を生かして世の中に貢献できる内容でなくては,こちらも乗り気にならないのだ。
そして,今来てくれている生徒のほとんどは,そのようにこちらが精一杯お手伝いさせてもらおうと思えるようなすばらしい生徒たちなのだ。

でも,その生徒はダメ。
それを教えてあげるのが教育者?
そう,だから今日教えてあげたのだ。
礼節を知らない人間は教員になってはいけないのだと。



他に今回,考査のために欠席した生徒が2名。

一人は「考査のために休むので,振替したい」という意味不明の申し出があり,それが却下されたので,その次の授業を欠席するという実力行使をしたK高校生。

もう一人は,「指定校推薦を視野にいれているので」と,考査対策をやりたいとの申し出。
これはわからなくもない。
一応,考査範囲のプリントを用意して演習させたが,べつに考査期間に休まなくてもいいのに休むという,やはりよくわからない行動のM高校生。


考査の勉強をするなと言っているのではない。
むしろ全力でしっかりすべき。
それで塾を休むのがどうにも理解できないということを理解して欲しいのだが・・・


中学3年生はもちろん内申点が入試に直結するので,塾でも考査対策をする。
昨日はそのための日曜特訓をした。
こんなおもしろい生徒がいた。
「先生,理科のこの復習範囲でなく,今度の考査の範囲をやりたいです」
うーん,その理科の範囲,同じ中学の女子生徒が試験に出すと先生が授業中におっしゃてたと教えてくれたんだよ。
授業聞いてないのが丸わかり・・・


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