[2014年6月3日]
高校時代の親友が本を出したので紹介します。
「気象災害を科学する」三隅良平著(ベレ出版)
この本は,気象災害について,一般向けに書かれていて,気象に興味のある一般の方はもちろん,高校生で地学をとっている人の参考書としても良さそうです。
難しい物理の内容が,わかりやすくしかも正確に書かれているのです。
気象予報士をめざす方の入門書としても良いでしょうし,いや,気象予報士の方が読まれた方がいいかもしれません。
最新の知見が盛り込まれていますから。
気象学の進歩はめざましいので,数年前に気象予報士をとっても,現在の科学技術については疎いものです。
そういう意味で私なども読んでいてたいへん勉強になりました。
著者の三隅くんは,以前にも書きましたが,高校のテニス部の仲間でした。
テニスの腕前は私は一番手でしたが彼は・・・でした(^o^)
しかし,毎日部室でやっていたトランプ(ナポレオン)ではいつもいい勝負でした(^o^)
天文好きで話が合うし,いつも一緒にしゃべってました。
私の母校は昔の軍事教練のなごりで,能勢の妙見山へ徹夜で歩くという行事があったのですが,夜中に彼と星を見ながら歩いたのを思い出します。
そんな彼はお天気おじさん(今で言う気象予報士がTVでしゃべってる仕事)になるのが夢で,私もそういう方面に興味があったので気象大学校を一緒に受けました。
一緒に落ちました・・・(ー_ー)!!
で,神戸大を一緒に受けて,私だけ合格したという・・・
翌年,彼はみごと気象大学校に合格(気象大学校は偏差値70の難関だったのです)。
気象の専門家としての道を歩みはじめたのでした。
ぜひ機会があれば読んであげて下さい。
(おそらく店頭には並んでないのでは?)
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ウソ。大きな書店ではちゃんと並んでるらしいですよ!!
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