[2014年6月21日]
ウチの塾で,たとえば昨日やった化学の授業は相当にハイレベルで高密度なものだった。
国公立医学部,薬学部や化学専攻を志望している生徒を集めての授業なので,相当に本質にせまる授業ができていると思う。
おそらく,昨日書いた普通の公立高校では一切触れない内容や,私立特進クラスでもそこまでは解説しない内容。
しかし,このような授業は駿台のような予備校では普通にやっている。
以前,教員向けの研修セミナーに参加して,石川正明先生(駿台のダントツ神講師)がトップレベルの生徒向けにやっている授業を拝見させていただいた。
それとほとんど同じことを塾でやったまでだ。(パクリとも言う・・・)
昨日のテーマはまさに電池。
電池の基本原理(これ,意外にどの高校でもちゃんと教えていない)から,難関大の入試に出題される内容まで,60分でひととおり押さえたので,相当に密度が濃い。
この授業とて,生徒のレベルによっては受講しても全くチンプンカンプンの授業になってしまう。
自分のレベルに合っていて,消化できる内容の授業を受けるというのが重要なのだ。
そのあたりのレベルの見極めをきっちりやって,本当に基礎レベルからやることもあるし,トップレベルの生徒にはそれに合った教材を与えられるという幅の広さがウチの塾の最大の特徴かもしれない。
(最大の悩みでもある。基礎レベルの方が膨大な時間がかかる。それを生徒が受け入れられるかどうか。昨日ハイレベルの生徒が60分で消化した内容を基礎レベルの生徒が消化するには10時間以上かかるから。だから毎日毎日あきれるほど上位と下位の差が開いていくのだ。)
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