[2014年6月26日]
日本の教員の勤務時間が最長らしい。
最長と言っても,アンケートに参加している34の国・地域の中での話。
こういう話には懐疑的。
つまり,何も本質を見いだせない可能性がある。
そもそも,勤務時間が長いからどうだというのだ?
逆に短ければどうだというのだ?
そこには何も意味がない。
単に日本の労働基準法にしたがって勤務時間は決まっており,教師とて労働者だから普通のサラリーマンに近い労働時間になるにきまってる。
最長だと書いてあるのでどれだけすごいのかと見てみると,
平均週53.9時間・・・
てことは,7で割ると1日あたり7.7時間・・・
ン?8時間も働いてないやん?
最初の感想が「少なっ!」って感じだ。
9時―5時のサラリーマンでも8時間働いている。
普通やん!
これって平均値なので,もっと働いているまともな先生の陰で,もっと少ないさぼってる先生も多いということだ。
普通にクラブ顧問やってて土日に引率などしてたらこんな時間に納まるハズないでしょう。
70時間より少ないなんてあり得ない。
さらに,教員というのは自宅でも勉強するものだ。
学校では生徒を相手にしているので,教材研究の時間がとれない。
そういうのは自宅でやるのだ。
それに,テレビを見ていても小説を読んでいても,常に教員という生き物はそれを授業のネタに使えないか考えている。
要するに,教員というのは24時間労働が標準なのである。
便宜的に労働時間を算出することはあるだろうが,教育業というのは労働時間で測ることができない業種だという認識を世の人間は持つべきだろう。
そういう意味で,教員の給料はもっと高くてよい。
どうも極悪マスゴミの報道に毒されている世の中の人は,公務員の給料が高いと思っているようだ。
だまされてはいけない。
高すぎるのはマスゴミ関係の給料なのだ。
実際,平均給与が高く,若くても1000万円越えの社員がめちゃくちゃ多い。
そこへ世間の目を向けないようにするために,罪のない,いやむしろ世の役に立っている公務員をたたくという手法をとっている。
話がそれたが,教員というのは世の中でもっとも重要な仕事なのだ。
もっと優秀な人材が,それこそ人生をかけて取り組むべき「聖職」なのである。
一方,現状はそれとはかけはなれたダメ教員も増殖中。
この様子だと,まだまだ塾業界が潤い続けることになる。
ちなみにウチの塾も9時―5時なので全く普通。
夜9時に授業が終わって,朝5時台に出勤っと・・・
ン?何かおかしいですか?
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