[2014年7月2日]
これは数学の苦手な生徒の演習プリント。
図形の問題を解いているのに,どういうわけか図が1つだけ。
しかも図が小さい。
これが数学ができない原因なのだ。
たとえば,三角形ABCがあって云々の問題なのに,三角形がどこにも描かれていないという演習をする生徒がいる。
それで,どういうわけか式が立てられており,それを解いたものを答として書いてある。
それが正しいのかどうか検討しようにも図がないのでサッパリわからない。
そう,数学を苦手とする生徒は,数学を何のためにやっているか全く理解できていないのである。
問題を解くという意味がわかっていないとも言える。
もっと言えば,勉強を何のためにするかがわかっていない。
********よく引用する話***************
ある町で3人の男がレンガを積んでいた。
そこを通りかかった人が、彼らに「君は何をしているのだ?」と尋ねた。
1人目の男「見りゃわかるだろ,レンガを積んでいるんだ」
2人目の男「食うために家を作ってるんだ」
3人目の男「今度娘が住む素敵な家を造っているんだ」
******************************
勉強ってすべて3人目のような心の状態が必要だし,それは将来に仕事に就いた時に大きく差のつく部分にもなる。
少なくとも今,ウチの塾は3人目の発想で運営しているのだから,生徒の勉強もその方向でやって欲しいと思っている。
数学の勉強をしていて,「何してるの?」と聞かれて,どう答えるかが自分の人生を表すと思って勉強すればいいのだ。
1人目「見りゃわかるやろ,数学の問題解いてるねん」
2人目「合格するために得点力をつけてまんねん」
3人目「将来の○○○のために○○○しているんでおま」
○○○の内容を各自で考えてみて下さい。
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実際は「まんねん」とか「おま」とかはほとんど使いませんねんまんねん。