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尾崎塾
富田教室

[2014年7月23日]

教育贈与非課税制度の利用

おじいちゃん,おばあちゃんが孫のために教育資金を出してあげる。
しかし,お金の流れ的には,孫に直接おこづかいをあげるのと違って,当然その親すなわち自分の子に大金を渡すことになる。
原理的に,これは遺産の生前贈与にあたるので,税務署からすると課税対象になってしまう。
で,それを期限付きで非課税にするという制度があったのだが,その期限を延長してくれるといういい話。

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どうせなら,期限延長などではなく,ずーっと教育資金については非課税にすべきだと思うが。

ところで,塾や家庭教師などの金額の相場はどれくらいなのか。
塾ナビによると大学までの総額が480万円だとか。
ホンマか?
年間40万円を,小学校1年生から高3まで12年間払い続けるというのが平均?
まあ,関東を中心に私立中学校を受験するなら小学生のころからそれくらい払うのかもしれない。
ここ大阪では基本は公立中学→公立高校→国公立大というのが最善のコースとされているので,高校受験くらいからボチボチお金をかけはじめるという家庭が多い。

実際のところ,中3の今頃になってから現実が見えてくる。
つまり,国公立大学に進学できるレベルの高校に合格するためには,今の成績では無理ですと学校で言われてしまうのだ。
それであわてて塾を探しはじめるのだが,もう遅い。
すでに内申点の半分はほぼ決まっていて,急に内申が上がるはずなどないのだ。
実力を相当つけないといけないが,それも急につくはずがない。
そうなってからいくら塾や家庭教師にお金を払っても間に合わないのだ。
賢明な生徒はちゃんと小学校とか中1から塾に行って学力を高めているのである。

そういうわけで,なるべく早くから勉強を始めるにこしたことない。
そして,その資金援助をリッチな祖父母にしてもらうのは悪い話ではないだろう。




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