[2014年7月27日]
気象庁は8月7日、250メートル四方ごとに、5〜30分後の大雨を予測するサービスをインターネット上で始める。従来は1キロ四方での予測が限界だった。雨雲の分析能力を高め、16倍のきめ細かさが実現するという。(朝日)
いやはや,すごい精度の向上だ。
実は昨年,つくばの防災科学技術研究所へ行って最新のマルチパラメータレーダーの性能に驚いて帰ったところだ。
この時は気象庁レーダーが1kmメッシュのところ,新開発のレーダーでは500mメッシュだと言っていた。
それが,今朝のニュースでは,なんと,気象庁が新たに導入するのが250mメッシュとなっている。
科学技術の進歩はすごいスピードなのだ。
一方で,だからと言って気象予報が格段に精度よくなるにはまだ時間がかかる。
いくら精度よく現状が把握できても,「カオス理論」という予測不可能性がいつも立ちはだかるのだ。
時間が経つにつれて予報の制度はどんどん悪くなって,2週間後などは全く予測できないというのがカオス理論。
最新の予報を随時参照しないことにはえらい目に遭う。
そういえば,先日ガンダムを見ていて,アムロが「降雨の予定表くらい配ってくれよ・・・」と嘆いていたが,スペースコロニーに住む時代になれば,気象予報士は失業するのだと,変なところに食いついてしまった・・・
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