[2014年8月23日]
大手予備校の代々木ゼミナール(学校法人・高宮学園)が、17都道府県で展開する29の校舎のうち7割にあたる約20校舎を来春にも閉鎖する方針を固めた。閉鎖する校舎では来春以降の生徒を募集しない。少子化による受験生の減少や競争の激化で、かつての「3大予備校」の一角が大規模なリストラを迫られた。(朝日)
というニュースがでました。
少し前からウワサになっていましたが,今日の昼に上記報道となりましたね。
まあ,時代の流れですから仕方のないことですが,うまく生徒を取りこめていなかったのは事実のようです。
私が出講している駿台でも,昨今は現役生向けの授業が増えています。浪人生の人数自体が減っているので,いかに現役生対象のコンテンツを増やすかが生き残りの鍵だったようです。
私が高校生の頃は,浪人するのが当たり前のような感じでした。
たとえば,一緒にテニスをしていた部員が11名いましたが,私を含めて現役合格は4名。
残り7名は浪人しました。
でも,それなりに有名難関大に行ってるので,それでよかったのです。
今は,絶対に京大とか医学部という志望でなければほとんど現役で合格します。
その分,高校生の時から塾・予備校に通って学力をつけているのですね。
さて,代ゼミがなくなった分,浪人生は駿台や河合に流れるのでしょうか?
これ,江坂の代ゼミですが,少し北の緑地公園まで行って駿台に?
少し南の中津で降りて河合に?
教えておられた講師陣はどうされるのでしょう?
もちろん有名講師陣はそのまま残るでしょうが,中堅以下の講師はいきなりクビですね。
駿台や河合の採用試験を受ける?
他人事ながら心配になります。
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