[2014年8月26日]
各紙でとりあげられている全国学力テストの結果が出た。
今回も大阪は多くのカテゴリーで40位台と低迷している。
先般,点数の低い学校の校長の名前を公表すると言ってた静岡は改善しているとの報道があって笑ってしまったが,ここは過去問演習をして急場をしのいだようだ。
大阪が低迷している理由はいろいろ言われているが,一番の理由は「勉強できなくてもいい」と思う人が多いからだろう。
ようするに「あいつ,おもろいで!」と言われれば勝ちなのだ。
それで,私などは小学校の頃は全然勉強せずに,お楽しみ会でやる漫才のネタを日夜考えていた。
そんな子も多い。
サッカーの本田くん,野球の清原くんもそうだろうが,スポーツ選手も尊敬される土壌がある。
「勉強できなくていいやん!」
そういう理由だと睨んでいるがどうだろう?
まあ,本当の背景は,経済的に苦しい家庭の数の問題があるのかもしれない。
あるいは,不良のたまり場的なところが多いとか。
特に足を引っ張る特殊な層の人数が多いから平均点が低いだけで,普通の家庭であれば学力レベルはそんなに低くないのではないか。
たとえば阿武山中学校の校区の生徒なら,全国平均よりかなり上回っていると思われる。
どうして小学校,中学校ごとの成績を公表しないのか?
今度改訂される大阪府立高校入試に向けて,内申点のレベルを合わせるために共通テストが考えられている。
中学校ごとに学力差があるのだから,内申点で損得がないようにレベルを合わせるのは当然といえば当然。
全国学力テストの点数もその参考にすればいい。
アホ学校のトップより,かしこい学校の20番目の方が優秀かもしれないのだ。
(本当に同じ内申点の生徒に同じ実力テストをしたら,500点満点で100点差がつくのです!)
にほんブログ村
にほんブログ村