[2014年9月4日]
改造内閣の顔ぶれを見てどうでしょう?
どういうわけか,どの新聞も顔写真入りで年齢や経歴を載せています。
そして必ず書いてあるのが「学歴」です。
安倍内閣では「東大卒」が少ないように思います。
「人物重視」の現れでしょうか(^.^)
よく,学歴社会といいます。
これはどういうことか考えてみましょう。
学歴があるというのは勉強がよくできたわけで,簡単に言うと「かしこい」人なのです。
会社で出世していく人は当然「かしこい」人が多く,社会のリーダーになるような人も「かしこい」人が多くなります。
結果的に難関と言われる大学卒の人が会社の中でも重要な役職に就くし,世の中のリーダーもそのようになっているだけでしょう。
たしかに,東大卒の方はすごく「かしこい」ので,政治家になっても成功する人が多いですが,実際に国を動かす官僚になる人も多いのです。
そして,政治家の能力はそれこそ「人物」的な要素もあるので,内閣によっては東大卒が少ないのもおかしな話ではありません。
そういう目で,もう一度閣僚の学歴を見て下さい。
まあ,総理大臣の成蹊大はおいといて(笑),
東大もいます。京大もいます。
高市さんなどは関西の神戸大出身です。
ですが,意外に国公立大が少ないですね。
早稲田と慶応が目につきます。
他には,学習院大,中央大,法政大,青山学院大といういわゆるGMARCHレベルの人が入閣していますね。
GMARCHは関西では馴染がないですが,関関同立みたいなものです。
いいですか,たしかにお勉強だけではダメとか言います。
人物重視とかも言います。
でも,全くお勉強ができない人間は本当に役に立ちません。
根本は努力できない性質にあると思うのですが,努力しないので覚えない,処理できない,スピードが遅い,ミスが多いなどなど,何をやっても周囲が迷惑するレベルの人間が何かの役に立つ可能性は低いです。
リーダーになるには,ある程度のそういうレベルが必要で,その最低ラインがGMARCHレベルあるいは関関同立レベルのような気がします。
少なくとも今回の閣僚の学歴からそういうことが見えてきそうです。
にほんブログ村
にほんブログ村