[2014年9月7日]
今日は日曜特訓。
考査前の生徒はその対策だが,実力テスト向けに勉強する生徒も半数いる。
もちろん,3年生を中心に夏休みにかなり猛勉強をやったのだが,せっかく覚えたり身に付けたことをそろそろ忘れてしまう頃なのだ。
それを完全に忘れてしまう前に,しっかり復習すると,その記憶は長期の記憶となって忘れにくくなる。
復習のタイミングだが,その,「そろそろ」がわかる生徒と無頓着な生徒が結局は実力の差となるのだろうと推測できる。
そろそろ復習しないと完全に忘れてしまうという危機感を持つ生徒は,自分で「えーっと,あれはどうだっけ?」と自ら復習していくのだが,野生児は自然のまま,しっかりと忘却していくのである。
そこで,野生児の自覚のある生徒さんは,こういう特訓日を利用して,人工的に復習する機会を作っていかないとダメ。
まあ,1日ですべての分野を総復習できるわけではないが,ポイントを絞っていくらかは実力の錬成につながったのではないか。
普段の授業でも,ぜひこの「忘却を防ぐという発想」=「実力をつける発想」を意識しながら,特に受験学年の生徒は過ごしてもらいたい。
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