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尾崎塾
富田教室

[2014年9月20日]

正しい入塾のしかた

入塾のお問い合わせについて,いつも違和感を持つことがある。
中学生は仕方ないのだが,高校生のお問い合わせを保護者の方が主導して来られる場合だ。
高1ならまだしも,高2や高3の生徒のお問い合わせだったら,本人が問い合わせてくるのが普通だと考えている。
たしかに,高校生がふら〜っと問い合わせに行くと,鴨がねぎしょってきたみたいに志望校に合わせた講座を山のように取らせて,たんまりとお金をいただく塾がはびこっている心配がある。だから,親の目で確認したいのもわからなくもない。だとしても,親がこどもに行かせるような状況では,どこに行ったとしても話にならないと思うのだ。大学というのは自ら学びに行くところであって,誰かに入れてもらうところではない。自分が主体的に学んでいく姿勢がなければ全く通用しない世界なのである。

ウチの塾の入口はだいたい2通り。
まずは塾の近所に住んでいて,その存在を知っているとか知り合いに聞く場合。もう一つはネットで検索だ。
ネット検索は2通りあって,このブログをアップしているホームページと塾検索サイトだ。
以前から塾の存在を知っている場合でも,昨今はネットで検索するのが普通だ。(それが普通でないご家庭は,失礼ながら世の中から取り残されていく層であるので,そもそも取り残されないために進学を考えている層とは重ならない)
さて,検索すると某検索サイトにヒットすることが多い。
そこで,その情報だけを見てお問い合わせしてくる方々を「JN群」とでも呼ぼう。
実は,JN群の方々はかなりの確率で「ハズレ」だ。
何がハズレかというと,入塾しようかという塾のことを,もっと詳しく評判とかを知りたいと思うべきで,実際にこのブログのあるホームページがあるのだから,こちらの方もしっかりと見て吟味すべきなのである。
すると,こんな変わった塾長がこんな風にやっている塾だとわかるので,「そんな塾ならやめとこ」とか「あっ,こんな塾をさがしてたんだ」とか判断できるではないか。
その手間を端折って,そのサイトだけから問い合わせして来られるJN群の方々に資料をお送りしても反応が返ってくる確率が低い。そりゃ,紙でいろいろ書いたものを送るのだが,日々この教場で行われていることを書ききれるハズもなく,ともすれば夢のように学力が上がって合格まちがいなしと謳っている他塾のチラシの方がオイシイと思われてもおかしくない。
そして,体験。
体験は通常授業90分を実際に過ごしてもらう。
もちろん,最初は生徒の学力がわからないので,標準的な演習問題をやって過ごしてもらうだけだ。
したがって,おそらく体験だけで学力がつきそうとかの実感は湧かないはず。
それで,これだったら「絶対合格させる」と言ってくれる他塾の方がよさそうだと思っても無理はない。
それはそれで,その生徒の見る眼がないので仕方ないといえよう。
だいたい,絶対合格なんてさせようがないし,合格はさせてもらうものではなく,自身がしたいと思ってやるしかないのだから。
そして,本当に自分がここで学力をつけられるかどうかをしっかりと考えることになる。
そこで活用して欲しいのがこのブログなのである。
まあ,実際上は不可能だが,できれば過去何年ものブログを全部読んでいただきたい。
何をどう考えて,どのように指導して,どのようになっていくか,いろいろと書いてある。
しょーもないことも書いているので,そこは読み飛ばしてもらってもいいが,意外にしょーもないように見えて,世の中の本質をついているつもりだったりするので,頑張って読むべきなのだ。
それで,ウチの塾の本当の良さを知ったなら,迷わず入塾とあいなる。

世間の相場というのがあるかないか知らないが,何をどう考えても,おそらく大学受験でこれだけの内容を提供できるところはそうないし,価格はありえないほど安い。
必要のない授業をとらされてアホほどお金をフンダクラレル心配がこれほどない塾もないといえるのだから,話は最初にもどるが,高校生自身が話を聞きに来て判断するのが最良だと思っているのである。

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