[2014年9月28日]
木曽の御嶽山が突然噴火しました。
その報道で気に入らないことがあるので書いておきます。
どう見ても,亡くなった方が多数いる模様なのに,それにしては報道の扱いが軽い?のです。
のんきというか,どーでもいいというか。
通常,死者が複数出るような災害は,かなりの時間を割いて報道されます。
ところが,今回は被害の大きさに比べて報道の量が少なすぎるのです。
おそらく,山頂付近の様子がわからない→映像がない→番組編成しにくい
とか,
死者情報がない→死んでいない→報道の価値が少ない
のような,テレビ局の勝手な解釈や事情で報道の軽重が決まっているのでしょう。
そりゃ,山頂で火山灰に埋まって,心肺停止状態の人を山小屋に退避させても,その方々は「意識不明の重体」としか連絡しようがないでしょう。
死亡の判定は医師にしかできませんから。
呼びかけても応答がない。
おそらく脈も体温もないのです。
確実に何名か亡くなっていると思います。
(そうでなければいいのですが,可能性として十分あります)
それが,意識不明→生きている→たいした災害ではない→大河ドラマの特集優先
NHKでさえ,のんきなテレビ番組を流し続けていました。
これを機に,全国の火山に,もっと安全を確保する方向へ動けばいいのですが。
この写真は,霧島の避難豪です。
実際,2011年の新燃岳の噴火まで,この避難豪はありませんでした。
まだまだ足りません。
全国の火山に,もっと退避できる場所をつくっておかないと,今後も突然の噴火で亡くなる人がでることでしょう。
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