[2014年9月29日]
生徒は親を選ぶことはできない。
我慢・・・
生徒は学校を選ぶことはできない。
いや,中学受験をすれば地元の公立中学に行かなくてもというのは暴論で,たいていは地元の中学に行くしかない。
生徒は教師を選ぶことはできない。
おかしな先生に当たったら運が悪いと我慢・・・
生徒は高校を選ぶことができる?
これは実はできていない。
自分が自然な状態で勉強をして,自然にたどり着く学力に見合った進学先を,担任の先生が決めてくれるから,そこを受けて合格していく場合がほとんどだ。
そして,その進学先での先生を選ぶことはできない。
私立の高校であってもかなりハズレの場合もある。
我慢・・・
生徒は,大学こそは自由に選べる?
いや,全く無理。
それこそ,模試の偏差値にしばられて行けそうなところに行くだけ。
少しでも高望みしようものなら,全く合格しない上に,大量の受験料とへたすると浪人の費用がかかってしまう。
行けそうな大学で我慢・・・
その先の行きたい会社も推して知るべし。
一生我慢することになる。
ところがだ。
この「我慢」人生を少し改善できそうな「アイテム」を選ぶことができるのだ。
ジャジャーン!
それは⇒「塾」
このアイテムを手に入れれば,少々程度の低い学校で,おかしな先生に当たったとしても,ぐんぐん学力をつけてくれて,行きたい学校へ行かせてもらえるぞ!!
ぷるるっぷるぅー(電話の音)
塾「はいっ,牛渕塾です」
母「ウチの子,見てもらえますか」
塾「入塾テストがあります」
母「受けます」
入塾テスト後
塾「合格です」
母「志望校は北野高校ザマス」
塾「はい,でもまずは下のクラスから力をつけて いただきます 」
(注)ここでの「いただきます」は,まず北野は無理だが,北野をめざして頑張るということで引っ張れば辞めることない。うまく受講講座を増やさせて,たくさんお金を「いただきます」ということ。
一見すると塾は選べるが,実は,塾が生徒を選んでいることに気づかないといけない。
塾が欲しいのは,非常に学力が高くてトップ校に合格してくれる生徒(授業料はいただかないが宣伝に使える層)と,その他大勢の生徒(授業料をたくさん払ってくれる層)だ。
バカな親と優秀な生徒が塾によって選ばれているのである。
実は「塾選び」は塾が選ぶのだ。
賢明なウチの塾の親御さんや塾生達は,たまたまウチの塾で良かった良かった(笑)。
いや,ウチの塾もあなた方を選んでいます。
入塾試験はありませんが確実に選んでいます。
そもそもやる気のない生徒は選ばれません。
間違って入塾されても早晩退塾になりますし。
塾に入れるだけで,魔法のように学力がグングン伸びて,志望校に合格させてくれる塾だなどと幻想を抱いている親御さんも選ばれません。
「合格」は売ってませんから。
そのフィルターがこのブログだったりします。
本当に学力とちゃんとつけるには,正しく真面目にコツコツやるしかないと気づいた方々がウチの塾にお問い合わせに来られます。
そして,体験を受け,実際にそのようにやっていることを確認してもらっています。
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