[2014年10月3日]
好評をいただいている「ジオパークシリーズ」
今回は阿蘇です。
先日世界ジオパーク認定が決まったところです。
まさにタイムリーなのですが,御嶽山の方に火山の話題が完全に持って行かれています。
御嶽山もそうですが,火山に対する知識がまだまだ世の中に十分に浸透しているとは思えません。
そういう自然に対する見方を勉強するのに,まさにジオパークはうってつけです。
ご存知のように,阿蘇山は九州のド真ん中にあって,非常に活動的な活火山です。
昨日書いたように,9万年前には山口県に達するような火砕流を噴出していますし,今後もどのような大噴火をするかわかったものではありません。
有名なカルデラ地形
切り立った崖の内部はマグマがぬけた後に陥没したという。
ちょうど昨日訪れたときは,警戒レベル2で,火口まで行くことはできませんでした。
噴煙を上げる火口
ジオパークというのは厳しい審査があって,ちゃんと整備されているかどうか4年ごとにチェックされます。
一度認定されたからといって,ほったらかしにしてるとキッチリと不合格になってしまいます。
だから,ジオパークというのはいつ行ってもそれなりに勉強して帰れるという保証書みたいなもの。
ちゃんとカンバンが設置されて解説がついています。
立派な火山博物館もあるので,雨でもそれなりに楽しめます。
(私などは1日中ここで過ごせと言われても楽しく過ごせそうでした)
博物館に展示されていた火山弾
427kgもある!
九州に行く機会があれば,ぜひココとか,雲仙とかのジオパークを訪れることをおススメします。
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