[2014年10月20日]
実は,どれくらいが最低限の量なのかはわからない。
だけど,よくできる人がどれくらいやるかは参考になるはずだ。
何を隠そう,私は中学校の勉強はたいへんよくできる方だった。
幸いにして,中学1年生の時から英語の塾に通わせてもらって,他の人よりもたくさんやっていた。
その塾では,まず発音を仕込まれて,その正しい発音をもとに,とにかく暗唱させられてしゃべらされたのだ。
相当,何回も何回も反復して,スラスラしゃべれるように練習したのだ。
当時はカセットテープだが,文字通り擦り切れるほど聞いた。
たとえば,中学1年生の間に,この不規則変化表はスラスラと言えて書けた。
この表は,今,塾で生徒の演習用に使っているものだが,これより少し多い内容で,中1の時に全部完全に暗唱していたのだ。
表を何も見ずに,全部書けと言われて書けるし言えるレベル。
それくらいやるのが当たり前だったので,普通に英語ができても当たり前って感じだ。
いや,ちゃんと部活もやってました。(実は中1の最初はサボってたけど・・・)
定期考査の時は,範囲の英文は全て覚えるくらい読んで,書いてした。
それでもどういうわけか定期考査の英語は満点を取ったことがないのは,ちょっとぬけているところがあったのかもしれない。
5回連続98点=1問ミスという記録を持っている。
英語なんか語学なのだから,そればっかりに浸っていたらできるに決まっている。
だから,それに浸るように日々やっていただけ。
同様に,社会科などは完全に暗記すればいいのだから,何度も書いて覚えてすればよい。
重要なのは,一度書けたからといって油断せず,試験までの間に何度も書くということ。
たとえば,都道府県とか県庁所在地とか,北海道から沖縄まで,何も見ずに書いていく。
書けても数日後にまた書いてみる。
絶対書ける大阪府も必ず書いてみるのだ。
そうやって,長期記憶をつくりあげていくという意識が中学生の頃からあった。
だから,もう何十年も経っているが,塾でかなり教えられるのだ。
(国名などが変わりすぎていて困ることも多いが・・・だって,ソ連だったんだもんね)
数学の計算も何度も練習した。
カンタンな計算ほどミスしたらもったいないので丁寧にやった。
理科は当時から相当にマニアックだったので,勉強しなくても5がつくレベル。
勉強しなくてもというより,いつも勉強していたというのが正しいかも。
国語は,・・・・
とにかく,学校の定期テストレベルなら,90点以上とって当たり前。
それは,それだけの分量をこなしているから当たり前に取れるのである。
先日紹介した試験前の計画表。
あれは高校生向けのものだが,中学生の頃から同じようにやっていた。
その積み重ねが大切。
考査前はとにかく勉強時間ばかりの生活をしなければならないのだ。
それが嫌なら,それなりの高校や大学へ進学。
そして,しんどい生活が待っているというだけの話。
中学高校の頃にしんどい思いをして,将来に苦労しない方がいいと思ってやるのがよいのである。
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ユーゴスラビアもかなり厳しい。新しい国が覚えられない。