[2014年10月25日]
全県で小中生に「スマホ9時まで」制限 岡山が全国初、来月スタート
岡山県教育委員会は22日までに、児童・生徒の家庭でのスマートフォン使用を午後9時までに制限する全県的な取り組みに乗り出すことを決めた。すでに教育長会やPTAなどの賛同を得ており、来月をめどにスタートする。同種の取り組みは今年4月に愛知県刈谷市で始まり、福岡、仙台市などが追随しているが、都道府県単位で取り組むのは岡山県が全国初という。(産経)
この記事を読んで,まず思ったのは,
「うーん,どーせやるなら高校生のスマホを禁止した方がいいのに・・・」
実際上,スマホを持っていない小中学生は多い。
高校生になると,ほとんどの生徒が持っている。
大学受験を考えているくせに,スマホの時間が毎日1時間もあるようでは,その分の学力が消えていることになるのだ。
もったいない話だ。
すでに持たせてしまっている場合はどうしようもないが,基本的に,勉強主体での進学を考えている生徒はスマホを持つべきではない。
自分で使用時間をきっちり管理できる生徒はほぼいない。
そんな楽しいおもちゃを与えておきながら,「ウチの子全然勉強しないんです」と相談に来られてもどうしようもない。
「勉強してるんですが,成績が伸びません」と言っても,「スマホの時間以外は勉強してるんですけど」と言い直してもらわないと正確ではない。
とにかく,勉強時間が確保できなければ,学力がついていくはずないのだから。
そういう意味では,生徒は塾に行かせないかぎり,スマホに時間を食いつぶされてしまう。
塾=スマホ対策 みたいなことになっている。
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