[2014年11月1日]
11月になりました。
多くの中学では実力考査が終わり,いよいよ入試に向けての動きが本格化します。
おかしなことに,入試は来年の2月〜3月なのに,中学校の先生が進路の相談に使うあなた達の「実力」が今回の実力テストのみです。
そう,これからの伸びは一切考慮されない可能性があります。
そして,12月にはどの中学でも三者面談というのを行って受験校を「決定」していきます。
これを中学校の先生の言う高校にしておけばほぼ100%の合格となるのは常々書いている通りです。
実際は,これからまだまだ実力がアップする生徒が多いです。
実力がついていればもっと上位に合格できるでしょうから,今から出願までの間にしっかりと学力をつけておきましょう。
その時点で合格可能性が高いようなら,上位の高校を受験することをおすすめします。
だから,12月の面談で受験校を「決定」するというのはおかしな話です。
(正確には,中学の先生が事前相談する私学を決定するだけです)
実力考査時よりも学力がアップするのを見越して,もっと上位を視野に入れておきましょう。
繰り返しますが,12月の面談で決めた学校に出願しなくてはならない法律はありません。
具体的には中学校の面談で金光大阪高校と決めたのを,1月の出願時に「早稲田摂陵にします」と言って変えても全く問題ないのです。そして,公立高校もおよそ決めさせられますが,その時点で高槻北高校と言っていても,良い私学に合格が決まったのなら,「やっぱり三島高校にします」と上位にチャレンジしても全くかまわないのです。
そりゃそうでしょ?
私学の最終決定は,私学の出願前日まで変更可能です。
公立の最終決定も私学の結果を見てからでOKです。
あらかじめ,どうなるかわからないので,複数の選択肢を考えておくのがよいと思います。
とにかく,12月から1月に,生徒の学力は大きく変わります。
また,変えようではありませんか。
冬期講習で少しはランクアップできます。
ただし,冬期講習は2週間しかありません。
夏期講習でアップした半分くらいの上昇と考えればいいでしょう。
実は,その2週間でアップするのを期待するよりも,今日から冬期講習までの1カ月半が重要です。
この間にしっかりと総復習をしたり,今から新たに学ぶ分野を完璧にしていくなど,意外に差がつくのがこの時期です。
今日11月1日から,受験勉強の気合いをもう1段シフトアップしてみて下さい。
冬期用教材(準備中)
講習内容・申込は後日案内します。
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