[2014年11月14日]
梅垣先生が何やら上を指さして生徒に教えています。
コレ,今朝の6時ごろの授業です(^o^)
天体の動きが苦手な生徒に,実際の空で説明している様子。
ちょうど今朝は下弦の月で,塾がはじまるのが朝の6時ですから,
そう,天体の得意な人はわかると思いますが,下弦の月が南中しています。
写真は二人が南を向いて上空を見上げているところ。
下弦の月が左側を太陽に照らされているのです。
南を向いて左側=東側から太陽が昇ってくるので,ちゃんと向きが合っていることも確認できます。
月の横には明るく輝く木星があったので,木星がこんなに明るいのだということもわかったでしょう。
さらにその横にはしし座の一等星レグルスがあり写真を撮ってみました。
月が明るすぎて,白く飛んでます。
なので下弦の形がわかりません。
ところが,カメラのレンズって,対称的な位置にゴーストという明るい物体のおばけが出ることがあります。
今回はうまい具合にそれが写っています。
その形は上限の月の形をしてますから,元のホンモノの形は下弦の月というわけです。
ちょっとマニアックな話でした・・・
西に目を移せばシリウス,プロキオン,ベテルギウスといった冬の大三角も見られ,冬の空はにぎやかです。
生徒には7時半に塾が終わって帰るときに,もう一度空を見上げてもらいました。
6時に見た時と比べて月がちゃんと西へ移動していることも確認してもらいました。
こういう,実際の体験に基づく記憶は忘れにくいものです。
今度のテストでこれを思い出して正解するといいのですが,どうでしょうか。
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