[2014年12月5日]
では国公立大に合格したければ,具体的にはどれくらいの勉強をすればいいのか。
今現在,高校2年生で,偏差値が50くらいの標準的な高校生(あなたのことです)の勉強時間はおよそこんなものでしょう。
1年間を360日とし,試験前・平日・土曜・日曜などで区分して,1日あたりの学習時間を加算してみました。
試験前は少し勉強時間が増えるが,普段は部活もあって,ほとんど学校以外の勉強ができていませんね。
年間に550時間=これだと産近甲龍がせいぜいです。
そのあなたが,少し頑張ろうと思って1年間過ごせば,勉強時間はかなり増えます。
すると,関関同立が見えてきます。
でも,国公立大に行きたいんですよね?
今のあなたが普通にイメージする「頑張る」では,到底たどりつきません。
「あり得ないほど頑張る」のでないと,勉強時間が足りないのです。
これくらいやれば,なんとか時間は足りるでしょう。
「あり得ない」のは,あなたにとってあり得ないだけで,国公立大に今のあなたの学力で合格しようと思うのなら,当然の勉強時間数なのです。
そして,長時間やればいいってものではありません。
だからといって,この話を否定できるものでもありません。
これくらいの時間数をしっかりかせいで,しかも内容も国公立大に見合ったものにすれば,国公立大の合格が見えてきます。
ウソだと思ったら,このように1年間過ごして下さい。
もしもそれで合格できなかったら,
「ホラ,やっぱりできねーじゃないか!」
と文句を言ってきて下さいね。
やらない人は,そもそも文句を言う資格さえもないですね。
これより少ない時間で,効率よくやりたい?
聞きますが,効率って何ですか?
本当の効率は,長時間集中して勉強する人だけが獲得できる「能力」なのです。
はじめから勉強時間の少ない人は効率も悪いので,要領よくスイスイっと合格することはありません。
そういうものです。
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